二つ折りの手紙
“Butterfly”
が花の番地
“Cotage garden by tyokyojin”
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蝶狂人の気紛れ日記
毎日の書き留めはプレッシャー 書きたい衝動に任せるとのことで「気紛れ」に・・・・リンクは直下(戻り/月)
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2017.12
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2018.07.29
晴 台風一過
青空に残り雨・・・・雨雲は何処?
ブッドレアに傷ついたキアゲハが訪花
蝶屋なら撮らぬ尾なしアゲハ
必要不可欠な翅を痛めてまでも蝶狂人を尋ねてくれる蝶に謝意を込め
嵐越シちぎれ尾さがす揚羽蝶
(
あらしこし ちぎれおさがす
あげはちょう
)
揚羽蝶;三夏の季語
2018.07.28
雨一時晴 嵐の前の静けさ
青空が広がり強い夏の日差しが
台風一過ならぬ嵐の前の静けさ夕刻から接近とか
関東上陸 東海道を西へ 山陰で日本海に抜ける珍しい台風
蓮の葉に一滴の水が 時には救いの水 時には災いの水
か弱いイトトンボが飛び立ち流れ落ちる一流の行方は
玉水や一縷かがやく蓮青葉
(
たまみずや いちるかがやく
はすあおば
)
玉水のひかり一縷や蓮青葉
(改案)
(
たまみずの ひかりいちるや
はすあおば
)
蓮青葉;晩夏の季語(蓮の葉の子季語)
2018.07.23
晴 真夏の夢
今年の1・2月の鎌倉史跡めぐりで感動 やってみようと決意した蓮育て
運が寄れば種からでも同年で咲くという 夕刻の蓮鉢補水 蓮の蕾 見っけ!
庭のへり蓮見が叶う旅みやげ
(
にわのへり
はすみ
がかなう たびみやげ
)
蓮見;晩夏の季語(蓮の花の子季語)
2018.07.19
晴 ビオトーブ
蓮の成長は著しく 楽しい
天皿や自足づくしの蓮青葉
(
てんざるや じきゅうじそくの
はすあおば
)
蓮青葉;仲夏の季語(蓮の巻葉→蓮青葉→蓮の葉)
2018.07.18
晴 ホタル
我が家の庭でホタルを見るのは初めて この時間に庭で長いこと居るのも稀である
農道奥の沢にホタルがいることは知っていた 画像確認・・・・無理ですね
ほうたるや淡い光の私語
(
ほうたる
や あわいひかりの ささめごと
)
ほうたる(蛍);仲夏の季語
私語;ひそひそ話
2018.07.17
晴 猫と昼寝
我が家で最も涼しい場所は 涼風が吹き上げる テラス
涼を取ろうとテラスに横たわる それを見て暑苦しく感じない距離をとる猫(忖度)
涼風や程好く離れ眠る猫
(
すずかぜ
や ほどよくはなれ ねむるねこ
)
涼風;晩夏の季語
2018.07.16
晴 続く熱帯夜に怪談
昼下がりのオナガシジミ どう撮ってもボケる訳は・・・・
人影が三つとも四つとも・・・・涼しくなりましたか?
影を見る妖気醸すや木下闇
(
かげをみる ようきかもすや
こしたやみ
)
木下闇;三夏の季語
2018.07.15
晴 水温
37℃
(気温
32℃
)
農道の沿路(
Virgin Road
)所狭しと ミヤマシジミの食草であるコマツナギ(駒繋)が咲く
「絶滅危惧種の駈込寺」 ミヤマシジミよカップルでいらっしゃい
無限花序皆で観ようや駒繋
(
むげんかじょ みなでみようや
こまつなぎ
)
駒繋;晩夏の季語 無限花序;花の咲き方が下から=花期が長く絶えず盛りに見える
2018.07.14
晴 水温
37℃
(気温
32℃
)
所狭しと蓮の巻葉も多い鉢で二十余り
鉢の狭さか 水の熱さか 遂に根を上げた
水も湯に根を上げ耐える溽暑かな
(
みずもゆに ねをあげたえる
じょくしょ
かな
)
溽暑;晩夏の季語
バタフライガーデン“蝶狂人”に集う蝶たち
第95種目;スミナガシ
2018.07.13
晴 フジバカマエリアの草取り
野菜畑から蝶の苑 全域が夏草に覆われる
蝶に何とかせよとせっつかれ草取りに取り組む
草取りの気力抜き取る麝香かな
(
くさとり
の きりょくぬきとる じゃこうかな
)
草取り;晩夏の季語 麝香 ; 麝香揚羽
2018.07.12
晴 ニッコウキスゲ
蒸し暑く寝不足が続く 朝一番シャキッとさせる庭の花
寝不足や滾り立たせる禅庭花
(
ねぶそくや たぎりたたせる
せつていか
)
禅庭花;晩夏の季語(日光黄菅の子季語)
2018.07.11
曇 ビオトーブ
子蟷螂(コカマキリ)
荷葉座や殺生こらえ子蟷螂
(
かしょうざや せっしょうこらえ
こかまきり
)
子蟷螂;仲夏の季語
2018.07.10
晴 見送り
朝食を済ませチェックアウトする旅人(キバネセセリ)
今日一日 元気で無事に遊び回っておいで 沢山の夕食を作って待ってるよ
夕焼けを君らと共に帰り道
(
ゆうやけ
を きみらとともに かえりみち
)
夕焼け;晩夏の季語
君ら;友達いっぱい連れておいで
2018.07.09
晴 蝶望ベンチで紋白蝶の飛翔撮影を楽しむ
「蝶望椅子」で禊萩に訪花する紋白蝶を見入り
飛翔軌跡がキャンバス(青空)に描くラブコール模様
二つ折りの恋文つゞる夏の庭
(
ふたつおりの こいぶみつづる
なつのにわ
)
夏の庭;三夏の季語
夏を迎えて樹々が葉を茂らせている庭である
木陰にベンチなどを置いたり滝を設えて涼を演出したりする
蝉が鳴き水辺には糸蜻蛉が飛んでくる庭でもある
2018.07.08
晴 枯れ薔薇に
咲き終えた「薔薇」の花に寄り添う
ホシミスジを見て我が身を思い一句
散なよと寄添う薔薇に星三筋
(
ちるなよと よりそう
バラ
に ホシミスジ
)
この後トラノオに舞い移り
花よ花 この世界で一番美しいのはと・・・・
花の三度を越える頷きに蝶も大満足
虎尾草に三筋つらぬく恋心
(
トラノオ
に みすじつらぬく こいごころ
)
2018.07.07
曇 揺篭に小灰蝶が
「百合」の語源は「揺り」とのこと
百合の花に吸蜜訪花した小灰蝶を見て一句
見紛うや口吻のばす百合の花
(
みまがうや こうふんのばす
ゆりのはな
)
2018.07.06
雨 災害もたらす雨の日
数日見てあげない日々が続いた
罹災地には申し訳ないが 当地では恵みの雨
蓮の葉も10枚を数えるのに・・・・花の茎は?
待つ日々や蓮の巻葉に語る愚痴
(
まつひゞや
はすのまきは
に かたるぐち
)
愚痴聞くや蓮の巻葉は身を細め
(
ぐちきくや
はすのまきは
は みをほそめ
)
雨もやみ蓮の巻葉も笑顔かな
(
あめもやみ
はすのまきは
も えがおかな
)
2018.07.05
雨 初体験
俳句ウオーキング「真田の里を巡る吟行会」に参加した
俳句関連講座の受講生約30名が参加 投句は2句 選句は7句 初参加で選句表彰
山家神社で詠んだ句が選句
風死すや人煙まれな山家古社
(
かぜしす
や じんえんまれな やまがこしゃ
)
2018.07.01
晴 蓮池
蓮池・・・・らしくなってきました
Midi
真夏の果実