二つ折りの手紙 “Butterfly” が花の番地 “Cotage garden by tyokyojin” を探している |
蝶狂人の気紛れ日記 |
万葉集 梅の花の歌三十二首并(あは)せて序 |
天平二年正月十三日に、師の老の宅に萃まりて、宴会を申く。時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。加之、曙の嶺に雲移り、松は羅を掛けて蓋を傾け、夕の岫に霧結び、鳥はうすものに封めらえて林に迷ふ。庭には新蝶舞ひ、空には故雁帰る。ここに天を蓋とし、地を座とし、膝を促け觴を飛ばす。言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開く。淡然と自ら放にし、快然と自ら足る。若し翰苑にあらずは、何を以ちてか情を述べむ。詩に落梅の篇を紀す。古と今とそれ何そ異ならむ。宜しく園の梅を賦して聊かに短詠を成すべし。 |
引用し「令和」(れいわ)という元号にする |
初春の令月にして気淑く風和ぎ梅は鏡前の粉を披き蘭は珮後の香を薫す |
しょしゅんのれいげつにして、きよくかぜやわらぎ、うめはきょうぜんのこをひらき、らんははいごのこうをかおらす。 |
新元号「令和」に「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められていると安倍総理が述べた。 |
万葉和歌に興味を抱いたのは「“史跡”放っつ記歩き」第10話(浪漫紀行885話)
平成30年9月14日 石鳥居;山岳信仰の神秘にふれて
瀧山信仰「三百坊の石鳥居」
しらつゆの知らず知らずに石鳥居つるはぎ濡らす旅の秋雨
Mp3