雪月 (東御市) 寒空に映えるスノームーン
2020.02.09(日) 晴
 29日、1636分に撮影
 昨日、1540分に家を出て1643分に家に戻る「いつもの散歩」をした。帰路、急坂を登り詰めた所で綺麗な月が目に入った。持参したコンデジで撮る。満月は明日、こんな綺麗な月なら大口径レンズで撮ってみたい。
 赤浅間に雪月(スノームーン)を撮ってみたく、妻の送迎前に「浅間」を眺める。朝からの時雨れ空に一抹の不安が・・・・妻を送り、千曲川のコハクチョウ飛来地へ行くも姿ナシ、宿根草を物色すべくおぎはら植物園とカインズ園芸館へ・・・・庭造りのアイデアが浮かぶ。
 生れ故郷の上田市に「宣教師の家」という近代建築がある。かつては市街地にあったものを、ここ学園団地(まだ実家に居た頃、短大を誘致したことでそう呼んでいた)に移設した。
 高校への通学に利用した「旧上田丸子電鉄」(現上田電鉄)。丸窓電車モハ5250形は、昭和2年に日本車輌(名古屋)で3両製造され、昭和3522日から昭和61930日(1986)まで使用されました。戸袋窓がおしゃれな楕円形だったため「丸窓電車」の愛称で親しまれ、昭和59年には、エバーグリーン賞を受賞しました。モハ5253は平成16920日に長野計器株式会社電子機器工場へ移設され丸窓電車資料館となっています。
 時間調整も終え、妻をピックアップし「スノームーン」の絶景ポイントに向かう。
 1625分、昨年の「初日の出」を撮影した「明神館」裏手の高台に、昨日よりは「何分」か遅れるはずだ。
 昨年末に購入した「大口径レンズの2番手」(70-200mm F/2.8)を装着し、ポケットには「最初に買った1番手」(28-75mm 1:2.8 MACRO)を・・・・。
 1713分、大分焼けてきた、隣で陣取る方が「そろそろ出るでしょう」と・・・・
 1724分、日没直前・・・・1733分、日没。ここまでは「赤浅間」、空色も紫がかり厳かなショーも一段落。
 1738分・・・・昇る瞬間を捉える。浅間の裾と雲間に・・・・雲は、決して「お邪魔虫」でなかった。
 ネイティブインディアン(アメリカの先住民)たちは、季節を把握するために各月夜空に現れる満月に名前をつけていた。1月はウルフムーン、3月ワーム(3/10 2:48)、4月ピンク、5月フラワー(5/7 19:46 日入 18:44)、6月ストロベリー(6/6 4:13)、7月パク、8月スタージャン(8/4 0:59)、9月ハーベスト、10月ハンターズ(10/2 6:06)、11月ビーバー(11/30 18:30 日入 16:37)、12月コールド。時刻未掲載月は昼間。5月・11月は満月前にチャンスがあるかも・・・・
 1740分、雲も流れ「満月」「雪月」「スノームーン」が完全に姿を見せた。厳寒の中・・・・万歳!(振え声)
 57日(19:46)のフラワームーン、今回の経験を踏まえると、2日前の55日にウサギちゃんが見える「十三夜月」が狙いになる。
 
「泊る気でひとり来ませり十三夜」(与謝蕪村)
              MIDI 朱