鑁阿寺 (群馬県・栃木県) 茂林寺・大谷石採掘場跡
2020.02.014(金) 晴
 木曜の夕刻、早めの夕食を摂り仮眠しようとしていた時に隣宅で事故が・・・・義兄がトラクターごと川に転落、救急車を呼ぶ騒ぎになった。搬送後に・・・・亡くなったとの連絡が入った。重苦しい気持ちの中での出張となり日付が変った午前3時、こんな事態、運転にはくれぐれも気を付けようと家を出た。
 「茂林寺」に向かう途中、R354赤生田地所に停車し幻想的な朝日を撮影する。(画像掲載順は前後する)
 
 「渡良瀬遊水地」直前の藤岡町内を抜ける。濃霧で視界が効かない。「中央エントランス」に着くも、ゲート幅2.2mとギリギリ、夜明け前の闇に濃霧、もう少し広い入口を探し遊水地を一回りする。
 日出時刻は6:30、予定時刻ジャストに到着し、朝食を摂り様子見、予定時刻の7:00に断念し先を急ぐ。
 【茂林寺】(ぶんぶく茶釜の寺) 群馬県館林市
 
 
 
 
 分福茶釜には、お伽話としての「ぶんぶく茶釜」と伝説としての「分福茶釜伝説」の二通りの説話がある。茂林寺の釜とは松浦静山の随筆「甲子夜話」に登場する化け狸の話である。昔話「分福茶釜」のモデルとされる
 【足利街中散策】(大日大門通り) 群馬県足利市
 
 
 左;書家相田みつをの作品を多く買い取ってくれた「めん割烹なか川」・・・・ここが私の出発点「人間だもの」
 右;「松村記念館」(大正時代の古民家)
 【鑁阿寺】(ばんなじ) 群馬県足利市
 
 鑁阿寺(ばんなじ)は、鎌倉時代、建久七年(1197)に足利義兼によって建立された真言宗大日派の本山。山号は金剛山。本尊は源氏・足利氏の守り本尊である大日如来)を祀る。
 
 約4万平米の敷地は、元々は足利氏の館であり、四方に門を設け土塁と堀がめぐらされ、平安時代後期の武士の館の面影が残されている。国の史跡指定、しかも「日本の名城百選」にもなっている。
 
 義兼死後、その子義氏が建立した本堂は、落雷により焼失したが、足利貞氏が禅宗様式を取り入れ改修。鎌倉時代から室町時代にかけて寺院として次第に整備され、室町将軍家、鎌倉公方家などにより、足利氏の氏寺として手厚く庇護された。
 
 「足利学校」には幾度となく訪ねている、そんな記憶があるも、「鑁阿寺」は初めてなので楽しみにしていた。境内を見回っているうちに・・・・以前にも訪ねたのではと思い始めた。鐘楼の脇で咲いている紅白の梅を見て記憶が鮮明に戻った。
 【足利学校】 群馬県足利市
 
 
 
 
 
 「足利学校」のルーツは、不詳(複数の説がある)ゆえ記さず。ところで・・・・いつから有料になったの?
 【大谷石採掘場跡】(大谷資料館) 栃木県宇都宮市
 
 大谷資料館の地下採掘場跡は、大正8年(1919)から昭和61年(1986)までの約70年をかけて大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間。その広さは、2ha140m×150m)におよぶ。坑内の年平均気温は8℃前後で地下の大きな冷蔵庫といった感じです。戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在では、コンサートや美術展、演劇場、地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めている。
 
 熊谷に居た頃、昭和50年前後に「大谷石地下採掘場」に来た記憶がある。一般公開として「大谷資料館」がオープンしたのは昭和54年(1979)なので初入館かも、隣の「大谷観音」(直近で2017.3.17)には何度も来ている。
 
 
 
 
 
 左上の画像;壁面に付着している白い結晶は、大谷石に含まれる塩分が冬場の乾燥した時期のみに噴き出るもので、夏場の湿った壁面では消滅してしまう。季節限定の不思議な現象で、当館では「石の華」と呼んでいる。売店で、大谷石コースター、LEDキャンドル・ライトを土産に買った。
 普段は立ち入り禁止の大谷採石場跡地で行う「地下空間探検」、地下クルージング、真の暗闇体験等。月1回程度であろうか少人数の探検ツアーが開催されている。
 【長岡百穴古墳】 栃木県宇都宮市
 
 長岡百穴古墳は7世紀前期頃に造成された家族墓的な要素が強い横穴墓群と考えられている。東群44基と西群8基の計52基の横穴(縦横各1m、奥行き約2m程度)が南面する軽石凝灰岩の傾斜面に開口している。穴奥に観音像等があるが、これらは後世のものである。
 【大正ロマン館】 福島県矢吹町
 
 大正9年(1920)に屋形医院の施設として建てられた建物です。矢吹町には少ない洋風建築で当時の病院建築を知る貴重な存在で、現在は大正ロマンの館としてライトアップされ町並みの顔の一つとなっています。
 須賀川から仙台まで高速で行く予定であったが、急ぐ旅でもないし、帰路の全行程を高速利用した方が意味あるだろうと国道4号を北上した。ホテル着は19:47とまずまず。走行距離は510km。浮いた高速料金は・・・・ワインと日本酒の土産で大幅に足が出た。
チェックインと同時に翌月の予約もしている 次回は3月 卒業・入学・就職・転勤等で利用者が増える
一ヶ月以上先だが禁煙ルームが満室 さて 困ったな
 【黒髪山】(男体山) 栃木県塩屋町 帰路(2/15)の夕焼け
 
 (巻頭の件をお話ししたため)顧問先の社長様から、お早くお戻りくださいと早めに切り上げ14時半に仙台を後にした。全行程の高速利用は、かえって疲れるため、いつものように中間地点の西那須野塩原ICで降り日光経由で帰宅することにした。塩谷町通過時に日没、右前方の黒髪山(男体山)が夕焼けにつつまれたので、途中停車(路肩・農道)し撮影。21時を回ったところで帰宅、424km、全走行距離は934km。通夜は明日の日曜、告別式は月曜、認知症で入院している姉は、伝えても解らないだろう。
  MP3 アトリエからの眺め