ワームムーン (芋虫月) アメリカにも啓蟄が
2021.03.29(月) 晴
 
 「ワームムーン」(芋虫月)・・・・アメリカ先住民の風習、雪融けの時期、3月、暖かくなり地上に出てくる芋虫や渡り鳥が戻ってくる春の始まりの満月。日本にも「啓蟄」という言葉がある。季節の指標である「二十四節気」の3番目の節気。「冬ごもりをしていた生き物が活動し始める時期」という意味で、2021年は35日(金)〜319日(金)になる。
 昨年は 3/29 に積雪 27cm の雪が降った。今年は暖かく、2 月は雪無し、3/2 に吹雪く程度であった。昨夜の雨は、浅間山を純白に染めた。帯状の雲海(雲流れ)の切れ間からの眺めは「角隠し」を思わせる。
 隣りの台地のビューポイントでなく、散歩道の高台まで歩いての観月。里の街灯りを入れ試し撮りで設定をする。どの辺りからの月の出になるか・・・・予想外に外れ、台地の林縁の隙間から月明かりが・・・・シャッターが下りない、焦る・・・・夜景撮りモードに切り替え何とか撮ると、月は完全に台地上に・・・・朧月を通り越し曇り空(黄砂)だ。(19:03
 近くの溜池に向かう。池面に映る満月は(19:12)・・・・上り過ぎているので思うものではない。
 台地の上は風が強いので、我が家の一画は窪地にある。家の近くでは、未だ月は林の木間に見える。(19:25
 夕食を済ませ庭での撮影(20:16)、天空に昇った月はクッキリと・・・・。明日の朝は月の入りを撮ろう。6時前に起きて空を眺める。曇り空で月は観えない。もう一眠りしよう。
 「立待月」(3/31 22:00
 農道から見える東北側の農地に、「立待月」を観に行く、ネット検索時刻より大幅に遅れている。地形等から考えても、この差は理解不能である。逆にズレて見逃すよりは良かろう。
 改めて月の名前をメモっておこう。数字は「月齢」、主な「月名」を記す。
1;新月(しんげつ)月が見えない時期のため三日月から逆に遡って朔の日付を求めた 2;繊月(せんげつ)または二日月(ふつかづき) 3;三日月(みかづき)新月以降最初に出る月から「朏」(みかづき、ひ)とも表される 初月(ういづき)・若月(わかづき)・眉月(まゆづき)等異称が多い 7;上弦の月(じょうげんのつき) 10;十日夜の月(とおかんやのつき)旧暦の十月十日には「十日夜」と呼ばれ観月の慣習もあり 13;十三夜月(じゅうさんやづき)古来満月に次ぐ美しい月とされ月見の宴も 14;小望月(こもちづき)満月の別名「望月」の前夜、幾望(きぼう)ともいう 幾=近い 15;満月(まんげつ)異称「望月」「十五夜」 16;十六夜(いざよい)既望(きぼう)・不知夜月(いざよいづき) 17;立待月(たちまちづき) 18;居待月(いまちづき) 19;寝待月(ねまちづき)臥待月(ふしまちづき) 20;更待月(ふけまちづき) 23;下弦の月(かげんのつき)※月が昇る時は下弦ではない 古くは二十三夜講の風習があった 26;有明月(ありあけづき)夜明けに上る月で十六夜以降の総称、暁月の方が正確な呼名 古くは二十六夜講の風習があった 30;三十日月(みそかづき)月末を晦日(みそか)、晦日(つごもり)とも、月が姿を見せないので「つきこもり」とも
                Midi 月