ヒメギフ (東御市) 定番カタクリ編
2021.04.03(土) 晴
 EOS kiss x9 + F01685mm F1.8
F016 f/1.8 1/1600sec ISO-100 85mm
 現着直後のイージトレーニング、カタクリ広場が目線位置になる沢から・・・・毎年この位置でカタクリに吸密飛来するのをじっと待つ。(2016.04.09)この頃の主力は、「TAMRON B01 180mm 1:3.5 MACRO 1:1」(代替わりで休眠中)
f/2.2 1/1600sec ISO-100
 定位置のカタクリに近づくヒメギフはナシ、しびれを切らし広場中央へ、匍匐前進的な形相で接近する。
f/2.2 1/1600sec ISO-100 露出補正+0.3 f/2.2 1/1250sec ISO-100
 イメージトレーニングしたものとはほど遠い、取り敢えず撮れれば良しとしよう。単焦点ゆえ、精一杯近づいてもこの程度、これ以上は、ヒメギフチョウのソーシャルディスタンス(Social distancing)に触れ拒否されてしまう。
 EOS kiss x10 + A00170-200mm F2.8
A01 f/2.8 1/2000sec ISO-100 200mm
 違和感を感じる個体である。①前翅前方のフォーク紋がスプーン紋のように閉じている(銭型紋)。②前翅先端部が微妙に折れ曲がっている(ギフチョウ擬き)。気になり始めると見逃せない変異である。
 
Best3 f/2.8 1/1000sec ISO-100 151mm f/2.8 1/2000sec ISO-100 200mm 1/2500sec
 横顔であるが、イメージトレーニングで描いたものに最も近い一枚である。
f/2.8 1/1000sec ISO-100 157mm Best2 f/2.8 1/1250sec ISO-100 157mm
 左手から飛来、止った!・・・・アレレ!舞い上がる・・・・撮り逃がしてしまったか・・・・。マニュアルフォーカス、ピントは合ったまま、なかなかの画像につきお気に入りに保存、後日A3版に印刷しワイド四切の額にいれて飾ろう。
 連写6連発で求愛行動をゲット
f/2.8 1/1000sec ISO-100 175mm Best1 f/2.8 1/800sec ISO-100 175mm
 10分程経過し再び飛来、急いで回り込み正面からゲット! そこに突進、2頭の絡み合い・・・・飛翔個体は交尾痕が確認出来る。ギフチョウやヒメギフチョウは交尾した時にオスが、メスの腹端に交尾嚢を付ける。これにより一度交尾したメスは、もう交尾することが出来ない。最初にカタクリに訪花していた個体がオスで、後から飛来した個体がメスと断定できる。
f/2.8 1/1000sec ISO-100 175mm
 定番のカタクリ吸密シーン(静)から激しい求愛シーン(動)へと一変する。
f/2.8 1/1000sec ISO-100 175mm f/2.8 1/1250sec ISO-100 175mm
 今日の撮影は、9:2010:15 小一時間と短時間で切り上げ、帰宅してカメラを持ち替えすぐに「桜街道」散歩撮りへと切り替えた。
                MP3 森のゆりかご