ストロベリームーン 梅雨どきの観月
2021.06.25(金) 晴
 かつて、北米に住むネイティブアメリカンたちは、それぞれの満月に名前を与えることで季節を認識し、農業に役立てていた。アメリカの農業暦によると、6月の満月はストロベリームーンと呼ばれている。6月はルゴンキン族、オジブワ族、ダコタ族、ラコタ族などが6月産のいちごの収穫を迎える時期となるため、この名がつけられた。またこの時期の月は赤みを帯びて見えることにも因んでいるという。月が赤っぽく見える理由は、大気の影響による現象で、朝日や夕日が赤く見えるのと同じように、月が地平線(水平線)に近いからだ。夏至の6月は、1年のうちで一番地平線に近い軌道を通るため、月は赤く見えやすいという。1600年代以前のヨーロッパでは、いちごは浸透していなかったので、その赤い色から薔薇の花に例えて「ローズムーン」と呼ぶところがある。
 624日・・・・「待宵月」
 そろそろ「ストロベリームーン」かと、就寝前に思い出し雲の合間から出たところを撮る。「十四日月」(じゅうよっかづき)、「小望月」(こもちづき)、好きな呼名は「待宵月」(まつよいづき)。ほぼ、真ん丸でした。
 一昨日は、3ヶ月毎の定期診察、今回から主治医の先生は女医さんに代った。血糖値(2週毎に朝食前・昼食後・夕食後の自主測定)、血圧(起床直後・昼・就寝前、2週間の平均値)の散布図と折れ線グラフを自主提出した。ご覧になり素晴らしいと褒められました。また、HbA1c7.312/9)→7.93/17)と悪化していたものを一気に「7.1」まで下げたことを高く評価してくれました。一方、3食前の薬を食後に他の薬と一緒に飲んでいることがバレて、効果がないので「全て食前」へと変更になった。その後、眼科主治医の先生の医院へと移動し1年毎の眼底検査、これまた「綺麗です」と、若干左目の視力が低下しているも問題ナシとの診察結果。散瞳薬が切れるまで、散髪と昼食で時間をつぶす。
 昨日は、
1ヶ月半待ったワクチン接種、これでモヤモヤ感もスッキリした。
 625日 雨 「ストベリームーン」(苺月)
名月や北國日和定なき おくのほそ道(敦賀)芭蕉翁月一夜十五句(其の拾四)
 6月の(満月)特徴は、地平線(水平線)に最も近くから昇るため、大気の通過距離が最も長く不純物(埃や水蒸気等)も最多になることから赤味がかって見える。この時は「大きく」見える。これは満月のみでなく三日月でも同じことが言える。また、太陽と異なり反射光なので暗く見える。
 630日 晴 「更待月」
更待の月待ちいづる梅雨の朝
200mm 500mm
同上のレベル補正
 寝起きでテラスから空を仰ぐと、ごく薄い雲が流れていたものの「更待月」(ふけまちづき)が観えた。「亥中の月」(いなかのつき)とも呼ばれている。
              Midi 月