夏も終り ; 蝶狂人(2015)のクライマックス |
8月1日、この夏の最高気温34℃、17時過ぎの夕立まで気温は下がらなかった。この暑さは一週間ほど続いたが、あと一週間もすれば涼しくなるのかな・・・・6月と8月は蝶の盛り頑張ろう! | ||
夕立はパラパラ程度でお湿りにもならなかった。一気に7〜8℃下がったので今夜は寝苦しくないだろう。 雨が上がり、夕焼けで我が家がバラ色に染まった。浅間山系の上空に立ち昇る積乱雲の稲妻を撮影した。 | ||
夕闇を染める稲妻と直後(15.08.01) |
昨年、農道で羽化直を見つけたのは妻であった。2度目の飛来も妻のお手柄だ。テラスのブラインドで翅を休めているのを見つけた。家の周りを旋回し、ストッカーに止ったのも撮影した。(10時半) | ||
(58) タテハチョウ科 ゴマダラチョウ タテハチョウ亜科(15.08.01) |
合併前の旧村の花火大会が行われた。我が家があるМ台地とY台地の谷間にある中学校のグランドから打ち上げられる。テラスから西の空、目線上で散る花火を撮影した。 あれほど賑わった蝶は何処へ、この頃は「モンシロチョウ」「ルリシジミ」ぐらいしか見当たらない。 |
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地元の花火大会(15.08.14) |
今年は蝶種が激減という事実、それって真実か?・・・・バタフライガーデンの初年度('12年)は64種、'13年度は68種、'14年度は80種、今年の予想は70種、主な未撮影種は黒色系アゲハ4種、ゼフ5種ジャノメ3種等だ。 | ||
4〜5日ぶりに夏らしい暑い日になった。さっそくタテハの仲間が飛来した。メスグロヒョウモン(♂)、クモガタヒョウモン(♀)、キタテハ(♂)等・・・・。その中にヒメアカタテハが、かなり前に一度だけ目撃しただけだ。 | ||
(59) タテハチョウ科 ヒメアカタテハ タテハチョウ亜科(15.08.15) |
8月に入り「主役」の座を守っているのが「ルリシジミ」。ずっとカメラを向け観察、まるでゴムパッチン・・・・静かに綱引きで行ったり来たりしていた。 | ||
再掲載(03) シジミチョウ科 ルリシジミ ヒメシジミ亜科(15.08.16) | ||
クララで我が物顔をしていたルリシジミ、今度はコマツナギで・・・・君のために植えたのじゃないぞ!。・・・・とは言うものの蝶の少ないこの時期も毎日来てくれてありがとう。 |
ブッドレアが大好きで毎年欠かさずに飛来するアオバセセリ、昨年は7月29日、一昨年は7月27日、お盆も過ぎるというのに・・・・。 | ||
今日こそ・・・・と、指折り数え半月遅れで飛来、蝶種の少ない今シーズンも忘れずに飛来、その姿を見てホッとした。 | ||
(60) セセリチョウ科 アオバセセリ アオバセセリ亜科(15.08.16) |
当地は、お盆が過ぎれば秋・・・・朝晩、めっきり涼しくなる。いゃ、涼しさを通り過ぎ寒くさえ感じる。8月末に飛来するウラナミシジミ、今シーズンは半月も早い。 |
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(61) シジミチョウ科 ウラナミシジミ ヒメシジミ亜科(15.08.16/08.18) | ||
ウラナミシジミ・・・・昨シーズンは78番目、後ろから3番目だった。今シーズンは17種も未撮影、蝶の少ない年になりそうだ。 |
バタフライガーデンの野草園(15.08.18) | ||
農道入口(左)、農道の奥へ・振り返ると(右上)、入口の左手(右下)、フジバカマとコマツナギの回廊が完成、その回廊の内側には「秘密の城」が・・・・。 |
今シーズンは蝶にとって「異常」な年といえよう。この「オオミスジ」損傷してはいるものの、この時期に見られるのは珍しい。(本種は夏眠はしないはずだが・・・・) | ||
農道奥のハタンキョウの木は「オオミスジ」と「ホシミスジ」の発生地だ。例年より約1ヶ月も遅く見掛けるとは・・・・。高い枝に止ったので三脚を持ち出し撮影した。 | ||
再掲載(24) タテハチョウ科 オオミスジ タテハチョウ亜科(15.08.24) |
その「異常」な年なのに、今シーズンで新規登録3種目、通算89種目に当る記念すべきワンシーンが掲載出来る。何が起こるか分からないものだ。 | ||
【通算89種目】 | ||
ヒョウモンチョウの仲間で生息すると考えられる最後の種が撮影出来た。いても不思議ではないが、撮影出来て嬉しさが込み上げてきた。 | ||
(62) タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン タテハチョウ亜科(15.08.24) |
8月下旬ともなれば、朝方の17℃は珍しくなく、涼しさを越え寒くさえ感じる。 峠を越えたブッドレアに黒色系アゲハが吸蜜飛来していた。どの種であれ今シーズン初撮影になる。 |
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(63) アゲハチョウ科 カラスアゲハ アゲハチョウ亜科(15.08.27) | ||
今日は久し振りに暖かく(適切な表現かな?)ヒョウモン類も何種類か訪花していた。来シーズンに備え、クララを田圃の畔(畔の内側なので稲作の邪魔になっていた)から移植した。 |
昨日は、来シーズンに向けての「戦力」投入・・・・オリンパスの「TG-4」を発注した。手元に届くのは9月後半になりそうだ。来シーズンは「顕微鏡モード」が必須になる年になりそうだ。 | ||
食べ切れないミニトマトが腐敗し始めている。トマトの腐敗臭は酸味が強く鼻を衝く。その匂いが好きらしく一日中トマト棚周辺にいた。 今日の2種は、いずれも妻が見つけた。ふとした予期せぬ出逢いがヒットを飛ばす。引きの強い妻に「スミナガシ」をリクエストした。 |
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(64) タテハチョウ科 ルリタテハ タテハチョウ亜科(15.08.27) |
いよいよ「晩夏の蝶」も、フルカウントダウンの段階に突入した。我がバタフライガーデンには「駆込寺」がある。それは「絶滅危惧種の駈込寺」である。ここまできたら「形振りかまわない駆込寺」だ。 | ||
この季節になるとアゲハチョウ科の仲間が立ち寄ってくれる。時期が時期だけあって損傷個体が多い。折角お立ち寄り頂いたお客様にこんなことを言ってはいけませんね。 | ||
再掲載(56) アゲハチョウ科 アゲハ アゲハチョウ亜科(15.07.08/28) |
安曇野方面に撮影に行きたかったが、「あまり天気が良くない」ことと「寝起きが悪かった」ので取り止めた。カメラを持ち10時頃からバタフライガーデンを見回った。自宅待機は・・・・「結果オーライ」・・・・大満足。 | ||
第1弾は・・・・ 今シーズンのアオバセセリは、8月16日のみだった。例年だと一週間ぐらいは続けて訪花するのだが。 ほほ半月ぶりに訪花した。前回よりは長居したが一度だけだった。 |
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再掲載(60) セセリチョウ科 アオバセセリ アオバセセリ亜科(15.08.31) |
気温も上がり陽射しを受けヒョウモンチョウの仲間(ウラギンスジ、ミドリ、メスグロ)やイチモンジセセリ等が四方八方からブッドレアや三尺バーベナを目指して集まってきた。 | ||
第2弾は・・・・ 初撮影から4日目、損傷度合いが少ない個体が訪花し撮影出来た。この間にも訪花していたが損傷度合いが著しい個体であったので撮影はしなかった。 |
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再掲載(63) アゲハチョウ科 カラスアゲハ アゲハチョウ亜科(15.08.31) |
第3弾は・・・・今シーズン65番目 毎シーズン、発生時に撮影していたが、今シーズンは半ば諦めていたところに訪花した。華やかな蝶は、うっとうしい秋雨のモヤモヤを晴らしてくれる。 |
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(65) タテハチョウ科 クジャクチョウ タテハチョウ亜科(15.08.31) |
クジャクチョウを撮影して喜んでいると・・・・「俺も撮ってよ」と、ウラギンシジミが近寄ってきた。汗をかいていたので顔から背中までなめるように飛び回った。 | ||
第4弾は・・・・今シーズン66番目 一週間以上前から「様子見」の通過組だ。8月28日には、テラスの階段下で吸水していたが驚かせ逃がしてしまった。ようやくカメラで捕えることが出来てほっとした。 |
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(66) シジミチョウ科 ウラギンシジミ ウラギンシジミ亜科(15.08.31) |
「夏も終わり」・・・・最終日の編集は夕食を頂きながらの「祝い酒」。今夜は「岩手の地酒めぐり」「掘野井」を「宮城の肴」「金華さばの味噌煮缶」と「自家栽培の無農薬野菜の煮物」・・・・幸せ! | ||
第5弾は・・・・ 今シーズンのアオバセセリは、8月16日のみだった。例年だと一週間ぐらいは続けて訪花するのだが。 ほほ半月ぶりに訪花した。前回よりは長居したが一度だけだった。 |
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再掲載(30) セセリチョウ科 ダイミョウセセリ チャマダラセセリ亜科(15.08.31) | ||
8月に入り訪蝶華やかだったのは数日だけ、途端に気温が下がり曇り空に強風、後半は秋雨の繰上げで不振。それでも、新規「オオウラギンスジヒョウモン」の撮影で感動した。累計撮影記録数は66種と前年比84%。 − 蝶と里山の浪漫紀行 − |