二つ折りの手紙 “Butterfly” が花の番地 “Cotage garden by tyokyojin” を探している
蝶狂人の秋  (撮影2018年度)
 晩夏の蝶(8月末)までの撮影記録は62種。さて、今シーズンは何種まで撮影できるのでしょう。
 9/02 キタテハ(♀)(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 9/02 ジャコウアゲハ(♂)(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科) サルスベリ・・・・植えて2年になろうか?
 9/02 メスグロヒョウモン(♂)(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 9/04 ウラナミシジミ(♂)(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科) No.63
 地豆の葉がほけ過ぎて肝心のマメが獲れるか心配だ。そんな地豆畑にウラナミシジミが陣取っている。
 9/04 アゲハ(♀)(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科) No.64
 夏の猛暑がたたりブッドレアが綺麗に咲かない。適当なところで剪定・刈込みをしないと幹が太くなり動脈硬化を起こすのか花が小振りになる。秋まで「アゲハ」が撮れなかった・・・・やはり、今シーズンは「アゲハチョウ」そのものが少なかったといえるのだろうか?
 9/05 ヤマトシジミ(♀)(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
 今シーズンは、ヤマトシジミが目立つ。
 9/05 アオバセセリ(♂)(セセリチョウ科アオバチョウ亜科)
 9/06 カラスアゲハ(♀)(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科) No.65
 思わず「綺麗!」と声がでるほどの出来栄え・・・・自画自賛。アゲハチョウには「ブッドレア」がいい・・・・ことある度に「挿し木」をしている。場所(占有範囲)をとるので何処にでもというわけにはいかない。農道の法面に植えてみたらどうだろうか・・・・。
 9/06 ウラギンスジヒョウモン(♀)(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 今シーズンは、ウラギンスジヒョウモンの訪れは少ないのではと感じる。レッドリストに登録されてから減少傾向にあると思えるほどだ。
 9/06 メスグロヒョウモン(♀)(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 「ヒョウモン」ラッシュ・・・・「ヒョウモン祭り」として別に編集しても面白いかも知れない。
 9/06 キタテハ(♂)(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 晩秋のキタテハは、とても良い色合い。
 9/09 アオバセセリ(セセリチョウ科アオバセセリ亜科)
 時期外れのアオバセセリ、キバネセセリで撮影できた「シーン」と全く同じ絵になった。これは「飛び立つ瞬間」の絵だと思う。シャッターを切るタイミングが年寄りたことで鈍くなってきたのだろうか・・・・
 9/28 アサギマダラ(タテハチョウ科マダラチョウ亜科) No.66
 妻が追い立て、舞い上がったところで撮影・・・・なかなか思うようには撮れない。ブッドレアに複数のアゲハチョウが集まったら・・・・それこそ「蝶の楽園」になるだろう。何時の日にか実現させてみたい。
 アサギマダラについては「秋祭り」として別ページで掲載している。今シーズンの「渡り」は、9/8~10/17まで、単純合計で719頭(前年比178%)は新記録、一日当たりで64頭(前年比103%)は微増ながらも新記録、心配を余所に大盛況の「秋祭り」になった。
 9/28 ウラギンシジミ(シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
 テリ張りをし、卍字飛翔・・・・5頭以上が陣取っている。今期、未だ♀を見ていない。
 9/28 スジボソヤマキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
 スジボソヤマキチョウの訪花が続いている。翅表の撮影にチャレンジ。
 訪花、そして貪り吸蜜する。そんな環境整備が必須条件だ。通過はもとより、一瞬の立ち止まりでは撮ろうにも撮れない。今後の課題は、「如何に呼ぶか」から「如何に立ち止まらせるか」、そして「如何に長居させるか」という第三段階へと高度化してきた。
 9/30 スジボソヤマキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
 「アサギマダラ」の撮影技法を使い「スジボソヤマキチョウ」の撮影に挑戦した。蝶種によっては使えないが、飛び立つ瞬間を捉える「浮揚撮影」(名付け親?)・・・・面白く楽しい絵になる。
 普段、見れない「妖艶な姿」を見せてくれるので、カメラを手に、バタフライガーデン“蝶狂人”を見回る「新たな楽しみ方」が増え、ますます手入れに弾みがつく。
 10/02 チャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科) No.67
 蝶シーズンの「取りを務める蝶」といえば、大方のところ(当地では)「チャバネセセリ」であろう。・・・・ということで、今シーズンの顔見せは67種になろうか?
 10/03 キタテハとウラナミシジミ
 キタテハが薔薇に、バタフライガーデンだからこそ撮れる一枚、こんなシーンを見逃さないよう常々気に留めているが・・・・時によって、カメラを持っていない時に出遭うと悔しい思いがする。
 シーズンオフ直前に表れる「ウラナミシジミ」、短い間だが楽しませてくれる。食草を求めて北へ北へと旅をする。この個体は、この後まだ北上するのだろうか・・・・
 10/04 ウラギンシジミ(♀)(シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科)
 農道の日溜り、ナツメの木で陽を浴びていた。メスを見るのは、何時以来だろう。忘れるくらい見ていない。
 10/07 クロアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科) No.68
 撮影時は「オナガアゲハ」あるいは「ジャコウアゲハ」かと思っていた。後翅が大きく損傷(ほぼ、半分失っていた)していたので誤認したのであろう。かつて、ツルハナシノブ・ブルーに新鮮な個体が吸蜜飛来していた。再びこの光景を見たくツルハナシノブを株分けし増やしたものの・・・・再来はなし。
 10/07 チャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)
 チャバネセセリは「暖地性」、当地へは県外からの飛来だろう。温暖化の進行で、近い将来定着するであろう。鹿島槍ヶ岳の「カクネ里雪渓」が今年「氷河」であると認定された。長野県では初めての氷河、日本には6ヶ所、北アルプスでは3ヶ所。温暖化で融けないうちに認定しておきたかったのだろうか・・・・。
 10/07 ヒメアカタテハとテングチョウ
 フジバカマにテングチョウとヒメアカタテハ。この時期に、テングチョウを見掛けるのは珍しい。
 10/08 ツマグロヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 メスは2度飛来している。オスはヒョウモンの仲間と見誤り見逃している時もあるかも知れない。
 10/12 秋桜
 花が少なくなったバタフライガーデンをシュウメイギクが明るくしている。蝶が止ったところを見ていない。
 10/14 クロヒカゲとヒラタアブ
 高木の小枝に止っているクロヒカゲ、蝶や花が少なくなり被写体に不自由する。ヒラタアブが遊んでくれた。
 10/22 ムラサキシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科) No.69
 農道奥のカシワに何かがいる。ムラサキシジミが・・・・こんなところに、当地での成虫越冬は出来ない。高い位置で逆光、逃げられるのを覚悟で少し離れた場所に小枝を投げた。運よく目の前に降りてきた。