二つ折りの手紙 “Butterfly” が花の番地 “Cotage garden by tyokyojin” を探している
蝶狂人の春  (撮影2019年度)
 2019年の蝶シーズンがスタートした。今年は、「越冬蝶」(去年の蝶・凍蝶・越冬)を殆ど見掛けなかった。これは、どういうことだろう・・・・。昨年を振り返ってみよう。「春の蝶」(20)、「初夏の蝶」(28/48)、「盛夏の蝶」(12/60)、「晩夏の蝶」(2/62)、「秋の蝶」(7/69)であった。ちなみに、昨年までで観察・撮影出来た蝶種は75である。
 蝶仲間の間では、「ゴールデンウィーク辺り」から「蝶の出が遅い」との声があがっていた。同時期に「遅霜」(かなりひどい)があったのが大きく影響したものと推察する。48本の野菜の苗が全て霜枯にあったことが記憶から忘れられないであろう。
 
3/20 モンシロチョウ(シロチョウ科シロチョウ亜科)No.01   3/31 モンシロチョウ & 梅の花

 週半ばから寒の戻りと菜種雨、浅間山系は雪化粧。そんな中、ツバメが・・・・例年より25日ほど早い初見日。
 4/4 モンシロチョウ(シロチョウ科シロチョウ亜科)  

4/05 スイセンが咲き始める
4/07 ウグイスの初鳴き
4/08 家のヒメギフチョウ羽化
4/13 家のヒメギフ羽化
   モンキチョウ目撃
4/14 ミヤマセセリ目撃
4/15 家のヒメギフ羽化
4/16 ルリシジミ、ツマキチョウ目撃
4/17 ブッドレア4点セッット着
   家のヒメギフ2頭羽化
4/18 家のヒメギフ羽化
   モンキチョウ目撃
4/22 キアゲハ目撃
 昨年植えたシバザクラは咲く気配がない。やむなくホームセンターで、追加のシバザクラ等を購入する。(4/1
4/13 ヒメギフチョウ(アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科)No.02 4/16 ルリシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)No.03

 週半ばから寒の戻りと菜種雨、久し振りの青空、浅間山系は雪化粧。そんな中、ツバメが・・・・例年より25日ほど早い初見日。
 「ヒメギフチョウの撮影」(春を告げる女神)が「4/13」とは遅い・・・・
あらたまの年の薄雪うらなへば逢う日ぞ近し春の女神よ
4/25 ミヤマセセリ(セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)No.04   5/02 ベニシジミ(シジミチョウ科ベニシジミ亜科)No.05 

4月中旬の暖かさ、下旬に思わぬ寒波4/28に戸隠へクモツキの撮影に行くも一面雪景色、今シーズンの蝶に一抹の不安が。
5/03 モンキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)No.06 5/03 ミヤマセセリ(セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)

 花の種(アガスターシャ・鶏頭・ニコチアナ)を播種、鶏頭・ニコチアナが立派に育ち開花、こぼれ種で来年も期待できそう。
5/03 ツマキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)No.07   5/08 ツマキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)

 「ラベンダー」(ラバンディン系)の育ちが悪い。「ヤマガラシ」は、こぼれ種で農道に拡散し咲き乱れている。
5/08 コミスジ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)No.08   5/08 スジグロシロチョウ(シロチョウ科シロチョウ亜科)No.09

 「コミスジ」は、年々少なくなっているように思える。食草はマメ科、いくらでも自生しているのに何故だろう。
5/08 ツバメシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)No.10   5/10 かすみ草(ジプシー)

 「かすみ草」(ジプシー)が思いのほか蝶に受け、3鉢を購入し並べる。
5/11 ミヤマチャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科)No.11    5/11 スジグロシロチョウの飛翔

 「ツルハナシノブと蝶」のタイミングから、花が先なのか蝶が先なのかは別として「ややズレている」との季節感である。
5/13 キアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)No.12   5/13 ヤマトシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)No.13

 「シバザクラとキアゲハ」のコラボ、やっと撮れた。
5/13 モンキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)   5/15 ヤマトシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)

 「ヤマガラシ」が満開だ・・・・そろそろ「ウスバシロチョウ」も発生するかな・・・・
5/25 モンシロチョウ(シロチョウ科シロチョウ亜科)   5/15 ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科)No.14

 「ヤマガラシ」は、「ウスバシロチョウ」のために植えた。その甲斐があって移植後は、発生と同時に訪花・撮影が出来る。
5/15 キアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)   5/16 ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科)

 「ネギ坊主とウスバシロチョウ」のコラボを撮りたく、一画だけ「ネギ坊主」を取らずに残しておいた。・
5/16 アゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)No.15   5/23 ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科)

 「ヤマガラシ」が満開だ・・・・そろそろ「ウスバシロチョウ」も発生するかな・・・・
5/24 ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科) 5/25 オオルリシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)No.16

 「ヤマガラシ」が満開だ・・・・そろそろ「ウスバシロチョウ」も発生するかな・・・・
5/29 ウラギンヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)No.17   
アゲハチョウ科(4  ベニシジミ
 ヒメギフチョウ  ツバメシジミ
 キアゲハ  ヤマトシジミ
 ウスバシロチョウ  オオルリシジミ
 アゲハ タテハチョウ科(2
シロチョウ科(4  コミスジ
 モンシロチョウ  ウラギンヒョウモン
 モンキチョウ セセリチョウ科(2
 ツマキチョウ  ミヤマセセリ
 スジグロシロチョウ  ミヤマチャバネセセリ
シジミチョウ科(5
 ルリシジミ      全17

 「春の蝶」の発生(観察・撮影)の結果はどうであったか・・・・昨年(20)に対し今年(17)は「前年比85%」であった。シーズン・インの時点で感じたことてあるが「出足やや不調」と結論づけておこう。