二つ折りの手紙 “Butterfly” が花の番地 “Cotage garden by tyokyojin” を探している
蝶狂人の初夏  (撮影2020年度)
 「春の蝶」は、最多種記録(201424種、うち2種は新規登録)を更新して「26種」であった。その年の「初夏の蝶」は31種、6月末では55種に、新規登録1種あり・・・・さて今年はどうなるか?
 63日 キタテハ No.27  
 63日 オオルリシジミ(♂)
 FBを通じてお友達になったNさんを通じ、私の誕生祝いランチ(都合により前日)を安曇野のYというお店で、その時「左上」の写真(ワイド四切)を額入れにしてお持ちした。
 そこでのお話、安曇野市はオオルリシジミを市蝶に指定し、クララの移植会を近々に行うとか・・・・「蝶の保護活動」が、多くの自治体で行われるようになったのは好ましいが、同一県内で同一の蝶を「自治体の蝶」として「天然記念物に指定」してみたり、「企業もCI & ISO14001」の思惑を持って保護活動に名乗りを挙げている。良いことなのに、何か違和感のようなものを感じる。絶滅が危惧されるから保護をする。その原因は何であろうか、域内に主原因があることを棚に上げ、因果関係が証明されなければ「単なる排他行動」であり本質から外れるものだと思う。しっかりした理念を持ち、支持される活動として取り組んで頂ければ幸いと思うのだが・・・・
 65日 オオルリシジミ(♀)
 飛翔画像を選び出してみた。
 66日 オオルリシジミ(♀)
 彼女たち、飼育用のクララ(幼虫の餌)に産卵してくれた。採卵ケージより260個、孵化率20%(52疋)と呼んでいたが94疋が孵化した。飼育用のクララに産卵したものを加え、孵化幼虫は190疋に大幅増、飼育中に死亡したものやルリシシジミの混入もあり蛹化まで飼育できたのは183個(蛹化率96.3%)。飼育歴5年、嵯昨年の108個を大幅に超えた。
 66日 ヒメウラナミジャノメ
 66日 モンシロチョウ
 67日 クロヒカゲ No.28
 67日 ゴマダラチョウ No.29  67日 コジャノメ
 ゴマダラチョウをナツメの木で撮影。南西方向に直線距離で500mの位置に溜池がある。現在のオオルリシジミのルーツ、カワセミもいる。そこが発生地である。農道奥の竹藪、ケヤキの大木等がある場所でも発生しているように思える。
 67日 ウラギンヒョウモン
 67日 イチモンジチョウ No.30  67日 サカハチチョウ No.31
 サカハチチョウは、個体数が少なく安定的に観察・撮影が出来ない。近年になつて、稀に遭遇できる程度である。
 67日 ヒメシジミ(♀) No.32
 もう少し後述すべき内容であるが、ページの余白上ここで記す。バタフライガーデン造園三大目標の一つ「絶滅危惧種の駈込寺」は、「ヒメシジミ」を意識したものである。今シーズンの個体数は最も多く期間も長かった。発生地は市道の向かい側の休耕地と思われる。何とかバタフライガーデン内でと考えているが・・・・。
 610日 イチモンジチョウ
 612日 ミスジチョウ No.33
 近年、ミスジチョウを見る機会が増えた。農道奥のオオミスジ・ホシミスジ・アサマイチモンジ・イチモンジチョウに混じって発生しているようだ。イチモンジチョウの仲間で、最も発生が不安定で希少価値が高い種の一つでもある。
 612日 ヒメアカタテハ No.34
 612日 オオミスジ No.35
 オオミスジは安定的に観察が出来るので嬉しい。ミスジチョウと並んで大型の蝶のひとつである。発生地の巴旦杏と梅の木の周りは笹が繁っているので風通しを考え様子を見ながら刈り取りを行いたい。欲言えば、ヒカゲチョウの仲間の充実、ゴイシシジミ(かつては、沢の下流域で生息していたようだ)の発生を期待したい。
 612日 イチモンジセセリ No.36  612日 ツバメシジミ(♂)
 イチモンジセセリも、「盆明けの蝶」になつてしまうのだろうか・・・・
 612日 ヒメシジミ(♀)
 台地から「アサマシジミ」が消えて久しい。そして、「ミヤマシジミ」も近年は近隣の生息地でも全く見掛けなくなった。そして、近い将来に「ヒメシジミ」も「留意」から「絶滅危惧」へと引き上げられる日も来るに違いない。昨年あたりから飛来数が増えているからと言って喜んでばかりはいられない。少なくも、「バタフライガーデン“蝶狂人”」に行けば普通に見られる蝶であって欲しいと願う。
 612日 ヤマトシジミとの戯れ(其の弐)
 グランドカバーに植えた「ヒメイワダレソウ」(リッピア)が増えすぎて、花壇の中まで侵入し宿根草まで絶えさせ困り切っている。しかし、ヤマトシジミ・ツバメシジミ・ヒメシジミなどが、このように訪花してくると頼もしく適度な除草で凌いでいる。実家に分けてあげたら、果樹園の雑草防止にと検討中である。
 マメ科のミヤコグサは、シルビアシジミの食草として知られている。かつて、栃木の発生地で蝶ともども保護されていたのを見て、台地の溜池の土手から移植し増やしたものである。
 612日 モンシロチョウ
 612日 ウラギンヒョウモン
 「イヌムギ」(牧草として渡来したイネ科の帰化植物)、厄介な雑草だが、背景には「☆☆☆」です。場所を決め自生させても、なかなか良いかと思います。
 614日 ヒメシジミ
 ヒメシジミを第一対象にした「駈込寺」、毎年のように「三密」状態を実現させていきたいものだ。台地の何処かにミヤマシジミが生き残っていたら、是非とも「駈込寺」に来て欲しい。農道の一等地にコマツナギも咲いて待っているよ。
 614日 ヒメキマダラセセリ No.37
 614日 ヒメジャノメ No.38
 614日 キタキチョウ No.39
 損傷度の低い「越冬キタキチョウ」が飛びまわっていた。そろそろ新生蝶として登録しても100%間違いないであろう。
 614日 オオルリシジミ(♀)
 5月の蝶と化したオオルリシジミ、6月半ばになっても、まだまだ飛来します。
 614日 ヒメシジミ(♀)
 毎日のように撮影していると、掲載しないという選択肢はないと思えるものもある。後の写真展用作品として取り出しやすくインデツクス代わりに掲載しておきましょう。
 615日 ヒカゲチョウ No.40
 615日 ルリシジミ
 梅雨時の川渕でチラチラと飛ぶルリシジミの集団、その思い出は第二の故郷「岩沼」でのこと、30年も昔のことです。
 615日 メスグロヒョウモン No.41
 615日 ヒメシジミ(♂)
 ヒメシジミは「最高のモデル」、何度でも何処でも「絵」になってくれる。絶滅を危惧されるも、「駈込寺」があるので、安心して飛来の頻度を高めてくれる。
 615日 キタキチョウ
 右画像のラベリングは「嫉妬」、キタキチョウを撮影しているとモンキチョウが手前に割り込んできた。この一枚は、モンキチョウとしてラベリングすべきであるが、撮ったのはキタキチョウのため・・・・あしからず。
 615日 ヒメキマダラセセリ
 615日 モンシロチョウ
 近過ぎませんか、「ソーシャル・ディスタント」に該当しますよ。心配ご無用、「蝶狂人」は過疎地・限界集落ですから。
 615日 ヒョウモンチョウ No.42
 「ヒョウモンチョウ」は「高原の蝶」、「ここは信州~♪いい所(湯)だな~♪」そんなっぽい唄聴いたことあるような・・・・デューク・エイセスの「いい湯だな」、ドリフターズは替え歌?
 615日 スジボソヤマキチョウ No.43
 当地に「ヤマキチョウ」が生息していることは、既に「越冬蝶」の撮影で認知済み。こんな感じで「ヤマキチョウ」が撮れたら最高なのだが・・・・何時になることやら。
 615日 オオミスジ
 「オオミスジ」は、農道奥の巴旦杏で発生する「大型のミスジチョウ」、蝶マニアから羨ましがられる一つであろう。
 615日 テングチョウ No.44
 「テングチョウ」も、「ヒョウモンチョウの仲間」のように「夏眠」する。羽化直のメスに見られる後翅裏の赤紫色に輝く個体を未だに撮れていない。そもそも発生初期の初夏に見ること事態が少ない。
 615日 モンキチョウ
 616日 ダイミョウセセリ No.45
 ダイミョウセセリは、農道奥の梅の木から沢までの狭い範囲に陣取っている。なかなか近寄ってないのが不思議にさえ思う。神経質な性格であろうか・・・・
  
 617日 クジャクチョウ No.46
 クジャクチョウやヒオドシチョウは訪花もするが、こんな感じの顔見せが多く絵にならない。
 617日 ヒメシジミのお見合い
 617日 スジグロシロチョウ
 617日 ルリシジミ  617日 モンキチョウ
 618日 コチャバネセセリ No.47
 この時期の顔見せは珍しくなかつたが、近年では環境が変ったのか少なくなった。地面での吸水環境の減少が起因しているかもし知れない。
 618日 テングチョウ
 618日 ウラギンスジヒョウモン No.48
 623日 ミズイロオナガシジミ No.49
 623日 メスアカミドリシジミ No.50
 農道奥の沢で「メスアカミドリシジミ」を初めて観察した。これからも観察出来、他のゼフィルスも来て欲しい。
 623日 キマダラセセリ No.51
 かつては、「準絶滅危惧」に指定されていたが、調査も進み「指定解除」されている。毎年飛来してくれるので嬉しい蝶の一つである。珍しさより、普通の方が良いに決まっている。そんな環境をいつまでも保ちたいものだ。
 623日 オオムラサキ No.52
 623日 オカトラノオに集う蝶たち「キタテハ」
 オカトラノオに集う蝶たち・・・・
 623日 オカトラノオに集う蝶たち「ウラギンスジヒョウモン」
 623日 オカトラノオに集う蝶たち「ヒョウモンチョウ」
 623日 オカトラノオに集う蝶たち「ウラギンヒョウモン」
 624日 オオミスジ(♂)の羽化(♀)待ち
 オスは羽化してから性期熟成に略一昼夜費やす。一方メスは羽化直からOKである。彼等には、蛹の段階で♂♀の区分けが出来るのだろうか・・・・ここで、待つのは3頭ともオス?結果としてオスだったら?
 625日 オオミスジの交尾
 今年は「オオミスジ」の当たり年、初めて観るシーンに感動した。
 626日 ホシミスジ No.53
 626日 ヒメシジミ(同定の蝶狂人バージョン)
 「蝶狂人バージョン」、①メスの翅表の橙紋が退化、②ミヤマシジミに見られる裏後翅の黒点内に発達した青鱗、③アサマシジミに見られる前翅裏の5番目の楕円紋等。
 627日 オオミドリシジミ No.54
 627日 ルリタテハ No.55
 627日 ヒメシジミの水飲場
 627日 キマダラセセリ
 627日 ベニシジミ
 627日 オオムラサキ
 振り返ってると、今年は「オオムラサキ」も多かった。
 627日 ルリシジミの産卵
 627日 オオミスジ(巴旦杏バージョン)
 627日 キタキチョウ
 627日 イチモンジセセリ
 「イチモンジセセリ」の第1化の観察は少なくなつている。
 629日 ホシミスジ
 629日 ウラナミシジミ No.56