蝶狂人の初夏 (東御市) 樹液派蝶の新溜場
 
 「蝶狂人の春」(3月から5月)は、24種で終えた。昨年は26種で造園以来の最多記録であった。
アゲハチョウ科   シロチョウ科   シジミチョウ科   タテハチョウ科   セセリチョウ科
2 ヒメギフチョウ 1 モンシロチョウ 3 ルリシジミ 11 コミスジ 12 ミヤマセセリ
8 アゲハ 4 スジグロシロチョウ 6 トラフシジミ 17 ウラギンヒョウモン 22 ダイミョウセセリ
15 ウスバシロチョウ 5 ツマキチョウ 9 ベニシジミ 18 ヒメウラナミジャノメ 23 ミヤマチャギネセセリ
16 キアゲハ 7 モンキチョウ 10 ツバメシジミ 19 アサマイチモンジ
13 ヤマトシジミ 20 コジャノメ
14 コツバメ 24 クモガタヒョウモン
21 オオルリシジミ
               
 64日 樹液派蝶の観察木(2021年度) この木は「菩提樹」の仲間かと思う
 昨年の「樹液派蝶の観察木」(蝶狂人の晩夏)は、農道奥の「モミジ」であった。樹液に集う虫たちによって観察枝はポッキリと切り落とされてしまった。それも1本・2本では無い、程好い高さで程好い日当たり、その上に程好い茂み、3拍子揃った好条件が無くなってしまった。そんな中で、部屋の窓から見える「菩提種」が「樹液派蝶の観察木」の後継観察木、そも「蝶狂人の初夏」と早い時期で引き継いでくれた。
 64日 サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.25
 64日 ゴマダラチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.26
 65日 サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 65日 ゴマダラチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 南西隣りのお宅に許可を頂き、菩提樹の南側の畑から観察、菩提樹の西側にある大きなカエデの小枝で「テリ張り」するゴマダラチョウ、多くのサトキマダラヒカゲに混じり1頭のゴマダラチョウの観察が出来た。
 65日 イチモンジチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.27
 65日 コムラサキ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.28
 ゴマダラチョウに続いてコムラサキが、早朝観察の結果、サトキマダラヒカゲの多くは「農道奥の竹藪・木立」の方向から、ゴマダラチョウは南側の雑木林方向から、コムラサキは東側の休耕地(ヤナギが自生)の方向から飛来してくることが解った。
 66日 サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) 今日一日、200-500mm F5-6.3で撮影
 66日 ゴマダラチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 66日 コムラサキ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 66日 イチモンジチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 66日 クモガタヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)♂と♀
 67日 コムサキの開翅をみたくご神木の下に餌台を設置
 67日 コムラサキ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 据え付けた「餌台」の西隣りに背丈の低い木がある。畑縁からだと斜面下の駐車場(家の南側敷地)との中間に段差があり、そこに生えている。観察には絶好の位置である。
 「餌台」でなく「葉上」での[開翅だぁ~」・・・・摺れてはいたが「開翅万歳!」・・・・それでも、じっと15分以上の睨めっこの末に開翅してくれた。やや高い葉上だったが、土手上から何とか撮れました。
 67日 ヒメシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科) No.29
 「ヒメシジミ」の季節がやってきた。「矢車草」(矢車菊)とのコラボレーション、今年はどんな「写楽」が撮れるだろうか・・・・考えるだけでワクワクしてくる。
 69日 ヒメシジミ(♀)(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
 
 611日 キタテハ(♂)(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.30
 611日 オオミスジ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.31
 「オオミスジ」は、農道奥の巴旦杏の木で毎年発生している。昨年の発生は「6/12」、一日違いである
 611日 アカシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科) No.32 ゼフィルス1
 611日 ウラナミアカシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科) No.33 ゼフィルス2
 農道奥の沢向うの林縁に農道がある。結構、いろんな蝶がいるので行ってみた。幸運にも、「アカシジミ」と「ウラナミアカシジミ」が同じ枝に止っていた。
 611日 イチモンジセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科) No.34
 611日 ウラゴマダラシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科) No.35 ゼフィルス3
 611日 ホシミスジ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.36
 本種も毎年「オオミスジ」と同じ巴旦杏の木で発生している。例年は遠慮してか間を明けて発生する。昨年は「6/26」なのに今年は同日発生だ。
 611日 イチモンジチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 611日 ダイミョウセセリ(セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科)
 613日 オブジェにイチモンジチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 このオブジェは実家のエンジュの木で作った花瓶置、「バタフライカーデン“蝶狂人”」の看板にしたいと思っている。
 614日 枝垂れブッドレア(アルテニフォリア)にイチモンジチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 「吊るし雛」ならぬ「吊るし蝶」・・・・これもお気に入りの一コマ。
 615日 メスグロヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.37
 左上の背景、意図したものであり、お隣りとの垣根の端に植えてあるヒイラギの木から蜘蛛の糸で吊るされているヒイラギの枯葉がさりげない。背景の「藍色」のボケは何とも言えない「絶妙さ」・・・・。
 615日 テッセンにホシミスジ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 615日 ウラギンヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 
 おもに低標高地に生息するサトウラギンヒョウモン、高標高地に生息するヤマウラギンヒョウモン、北海道渡島半島のみに分布するヒメウラギンヒョウモンの3種に分かれるとされる。同定ポイントが異なるが、以前から「裏紋の色具合」が異なる2通りがいると感じていた。これが、「サト」なのか「ヤマ」なのかは別にして、好きな色合いは「本画像」の個体である。一般人には「DNA鑑定」は不可能、「見た目での同定」らば、谷筋で異なる「ベニヒカゲ」は何種に分類されるのだろうか。蝶の「DNA鑑定」なんぞ「何の価値」があるのか、「オオルリシジミ」が何処ぞかで発見され「DNA鑑定」で「放蝶」だとか・・・・人間の特権で論理付をされ「ご都合主義」で使い分けされてしまう。学者先生も政治家と同じく自分の存在を後世に残したいのだろうか。日本人を出身県で括ることがある。そう「県人会」である。私は「信州人」と呼称するとがある。ならば「日本人」は幾つに分けられるのだろうか、今や地方から都会へと移り住み、遠距離交際からの結婚「都会人」「田舎人」・・・・。いやいや「DNA鑑定」ならば人口数に匹敵する。私としても、「フィールド」から離れ「バタフライガーデン」での蝶撮りに特化して久しい。「バタフライガーデンに集う蝶たち」と「贔屓」して別物扱いする。何と「烏滸がましい」(小賢しい)ことよ・・・・
 615日 ヒメシジミ(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
 
 616日 ヒカゲチョウ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科) No.38
 616日 クジャクチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.39
 617日 テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科) No.40
 617日 キタテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 617日 クジャクチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 617日 水飲み場づくり
 数年前につくった水飲み場、放ったらかしになっていたものをリフォーム。「鶏糞+牛糞+赤玉土+赤城砂」・・・・ミネラルたっぷり。
 618日 水飲み場オープン 初日に吸水飛来した蝶たち
01 モンシロチョウ 02 モンキチョウ 03 ルリシジミ
04 ヒメシジミ 05 ヒメウラナミジャノメ 06 ヤマトシジミ
 619日 キタキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科) No.41
07 キタキチョウ
 620日 コチャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科) No.42
 620日 ミスジチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.43
 620日 シータテハ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.44
 620日 ヒオドシチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.45
 620日 水飲み場に集う蝶たち
08 コチャバネセセリ 09 キタテハ 10 テングチョウ
11 ツバメシジミ ルリシジミ(再掲載) モンシロチョウ(再掲載)
 621日 クロヒカゲ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科) No.46
 621日 ヒョウモンチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.47
 「ヒョウモンチョウ」も飛来すようになって久しい。数は少ないが「オカトラノオ」が満開を迎える頃に飛来する。食草に「ワレモコウ」とあるが、バタフライガーデンにはワレモコウもオカトラノオの近くに植えてある。ワレモコウに近づく姿は見たことがない。
 621日 スジボソヤマキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科) No.48
 「オカトラノオ」に訪花する蝶少なくない。ヒョウモンチョウの仲間やセセリチョウも訪花し、絵になる花のひとつである。里山歩きで訪花している蝶の姿が記憶に焼き付いていたので付近から移植した。混生する宿根草を絶やすほどなので囲い込みが必要になる。
 621日 テングチョウ(タテハチョウ科テングチョウ亜科)
 621日 ヒメシジミ(シジミチョウ科メシジミ亜科) 風に飛ばされ花から花へと
 
 
 「水飲み場の主」・・・・最も利用率が高く、落ち着くべき場所へと流されて
 621日 キアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
 「ムシトリナデシコ」は、「訪花ベスト10」に入っていると思う。花壇の草取りで年々減少している。何処かに群落を作りたいとおもっているが・・・・農道ぐらいに対象エリアが狭まっている。「ミヤマシジミ」が姿を消し、台地からも絶滅したかと思われる。農道の縁に列植えにしてあるものを整理して植えようかと思っている。
 621日 ホシミスジ(タテハチョウ科テチョウ亜科)
 622日 コチャバネセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科) 水飲み場に集う蝶たち
 625日 ヒョウモンチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 625日 薔薇に訪花するアゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
 625日 水飲み場に集う蝶たち
ルリシジミ コチャバネセセリ ヒメシジミ
 626日 アリュームに訪花するウラギンヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 626日 ヒメシジミのオス・メス(シジミチョウ科ヒメシジミ亜科)
 628日 ヒメキマダラセセリ(セセリチョウ科セセリチョウ亜科) No.49
 628日 オオムラサキ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.50
 「オオムラサキ」は、ネコの排せつ物の臭いに曳かれてやってくる。テラスに掃除のために出したトイレとか、トイレの砂を捨てる一時置場とか、撮影するには不適当な場所だ。これはね家の北側にある後者である。
 628日 ヒオドシチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 628日 スジボソヤマキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
 628日 メスグロヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
 628日 アゲハ(アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科)
 629日 スジボソヤキチョウ(シロチョウ科モンキチョウ亜科)
 
 629日 キバネセセリ(セセリチョウ科アオバセセリ亜科) No.51
 629日 オオウラギンスジヒョウモン(タテハチョウ科タテハチョウ亜科) No.52
 630日 キマダラモドキ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科) No.53
 630日 ミヤマカラスシジミ(シジミチョウ科ミドリシジミ亜科) No.54
 630日 ヒオドシチョウ(タテハチョウ科タテハチョウ亜科)
アゲハチョウ科   シロチョウ科   シジミチョウ科   タテハチョウ科   セセリチョウ科
            41 キタキチョウ 29 ヒメシジミ 25 サトキマダラヒカゲ 34 イチモンジセセリ
48 スジボソヤマキチョウ 32 アカシジミ 26 ゴマダラチョウ 42 コチャバネセセリ
33 ウラナミアカシジミ 27 イチモンジチョウ 49 ヒメキマダラセセリ
35 ウラゴマダラジミ 28 コムラサキ 51 キバネセセリ
54 ミヤマカラスシジミ 30 キタテハ
31 オオミスジ
36 ホシミスジ
      37 メスグロヒョウモン    
            38 ヒカゲチョウ    
            39 クジャクチョウ    
            40 テングチョウ    
            43 ミスジチョウ    
            44 シータテハ    
            45 ヒオドシチョウ    
            46 クロヒカゲ    
            47 ヒョウモンチョウ    
            50 オオムラサキ    
            52 オオウラギンスジヒョウモン    
            53 キマダラモドキ    
                Midi 望郷の歌