蝶棲庵の秋
- 2023.8・9・10・11 -
 「アサギマダラの渡り」が9月中旬から約一ヶ月の期間で始まります。昨年4月の大動脈乖離、健康体でも草刈り機を使った後の疲れは半端ではありません。今年の草刈りは鎌で一株づつの除草、なかなか追いつかず。農道法面は目眩の可能性を考え無除草状態、フジバカマは草に押し除けられ半減近い、
 8月末迄に加算 今季は72種で終えた
アゲハチョウ科(7/10) シジミチョウ科(14/29) 18 ヒメウラナミジャノメ 51 ジャノメチョウ 37 ヒメキマダラセセリ
04 ヒメギフチョウ 03 ルリシジミ 19 アサマイチモンジ 52 ミドリヒョウモン 45 コキマダラセセリ
09 アゲハ 06 ベニシジミ 20 コジャノメ 54 オオウラギンスジヒョウモン 47 キマダラセセリ
10 キアゲハ 08 トラフシジミ 22 ウラギンヒョウモン 58 キマダラモドキ 48 ヘリグロチャバネセセリ
16 ウスバシロチョウ 11 ツバメシジミ 26 サカハチチョウ 59 ヒメジャノメ 53 イチモンジセセリ
23 オナガアゲハ 12 ヤマトシジミ 28 キタテハ 60 オオムラサキ 55 キバネセセリ
35 ジャコウアゲハ 17 オオルリシジミ 29 イチモンジチョウ 61 アカタテハ 56 オオチャバネセセリ
68 カラスアゲハ 24 アカシジミ 30 テングチョウ 62 アカボシゴマダラ 63 アオバセセリ
69 クロアゲハ 25 ヒメシジミ 31 クロヒカゲ 64 コムラサキ 72 チャバネセセリ 9/27
シロチョウ科(7/8) 40 ウラミスジシジミ 32 ホシミスジ 65 オオミスジ
01 モンキチョウ 41 ウラゴマダラシジミ 33 ウラジャノメ 67 ツマグロヒョウモン 73 テングチョウ 12/10
02 モンシロチョウ 43 オオミドリシジミ 34 ヒョウモンチョウ 70 ヒメアカタテハ
07 ツマキチョウ 50 ウラナミシジミ 36 クジャクチョウ 71 アサギマダラ
15 スジグロシロチョウ 57 ミヤマカラスシジミ 39 ヒオドシチョウ セセリチョウ科(11/14)
21 キタキチョウ 66 ウラギンシジミ 44 メスグロヒョウモン 05 ミヤマセセリ
38 スジボソヤマキチョウ タテハチョウ科(29/39) 46 ウラギンスジヒョウモン 12 ミヤマチャバネセセリ
42 ヤマトスジグロシロチョウ 14 コミスジ 49 クモガタヒョウモン 27 ダイミョウセセリ
 2023年度 観察・撮影種は72種でであった。「秋の蝶」編で、コキマダラセセリとアカボシゴマダラが新規追加となり、造園来累計100種に到達した。近年、ウラギンヒョウモンが「サト・ヤマ」に区別された。観察・撮影種の中に「ミドリシジミ」が疑問ありとの指摘を受けているので「保留」(暫定却下)し、「ウラギンヒョウモン」の同定区分が出来た時点で入替ようと考えている。
 未撮影種より 観察・撮影出来て当然と思える種(要注意種)を赤文字にした
アゲハチョウ科 (3/10)  ムモンアカシジミ クロミドリシジミ タテハチョウ科 (10/39)  サトキマダラヒカゲ
ミヤマカラスアゲハ ウラナミアカシジミ オオミドリシジミ ミスジチョウ ヤマキマダラヒカゲ
アオスジアゲハ オナガシジミ ハヤシミドリシジミ シータテハ セセリチョウ科 (3/14)
シロチョウ科 (1/8)  ミズイロオナガシジミ  ジョウザンミドリシジミ ルリタテハ コチャバネセセリ
ヤマキチョウ ミドリシジミ カラスシジミ スミナガシ スジグロチャバネセセリ
シジミチョウ科 (15/29) メスアカミドリシジミ コツバメ ゴマダラチョウ
ムラサキシジミ アイノミドリシジミ ミヤマシジミ ヒカゲチョウ
 72種+19種=91種、来シーズンは「85種」を越えられるよう積極観察を心がけよう。
 92日 511種の撮影
 アゲハチョウ科
 アゲハ  オナガアゲハゲ
 シロチョウ科
 モンキチョウ  モンシロチョウ
 シジミチョウ科
 ウラナミシジミ  ベニシジミ
 タテハチョウ科
 ウラギンスジヒョウモン  ミドリヒョウモン  メスグロヒョウモン  キタテハ
 セセリチョウ科
 ダイミョウセセリ
 94日 クロアゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 No.69
 94日 ウラナミシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科
 95日 メスグロヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 95日 ミドリヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 96日 イチモンジセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科
 96日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 No.70
     
 96日 アサマイチモンジ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 97日 アサマイチモンジ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 再挑戦
 97日 アゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科  ウラナミシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科
 910日 ミドリヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 910日 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 910日 ベニシジミ;シジミチョウ科ベニシジミ亜科
 910日 マダラヤンマ;ヤンマ科ルリボシヤンマ属 ひょんなことで某所に生息することを知って
 914日 ウラギンヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 本州に分布するウラギンヒョウモンは、「サト」と「ヤマ」に分けられたという。前翅が丸っこい「ヤマ」と、前翅橋が突き出している「サト」との事だ。名前の通り「サト」は低標高地、「ヤマ」は高標高地に生息。なお、北海道渡嶋半島のみに生息する「ヒメウラギンヒョウモン」を加え全3種に分類されるとか・・・・


 
 914日 メスグロヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 914日 ウラギンスジヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 916日 アカボシゴマダラ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 アカボシゴマダラの飛来は、7月末に続き2度目、今年の暑さで繁殖が加速したのかな・・・・。そのうちにツマグロヒョウモン並みに見られるようになるかも・・・・。
 そう言えば、ナガサキアゲハも、すぐそこに居ながら「蝶棲庵」に挨拶に来ないだけかも知れない。
 918日 ウラギンシジミ;シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科
 918日 メスグロヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科

 
 918日 ツマグロヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 918日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 918日 アゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
 919日 ツマグロヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 919日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科 No.71
 初見は919日、2012年と2022年に並び最も遅い記録。今年は歴史的な暑い日が続いたから・・・・
 922日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科
 922日 ウラギンヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 923日 彼岸花(曼珠沙華)
 農道と西の畑に植えてあるブッドレアの下に沢山の彼岸花の球根を移植してある。昨年は咲いたのに、今年はどうしたのだろうと心配していた。
 西の畑の南側から
5-6本咲き始めた。全体の半分ほど咲いてくれれば豪快だろう。フジバカマで見えなくなっているのでシーズンオフには改造しよう。
 923日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科
 
 924日 クジャクチョウ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 924日 ツマグロヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 924日 メスグロヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 925日 カラスアゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
 926日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科
 927日 チャバネセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 No.72
 927日 イチモンジセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科
 927日 カラスアゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
 930日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科
 103日 クジャクチョウ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 是より10月です
 103日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科
 107日 スジボソヤマキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科
 107日 キタキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科
 107日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科
 107日 アカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 107日 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 107日 チャバネセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 ルリシジミ;シジミチョウ科
 1011日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科 新たな写風への一歩
 1013日 アサギマダラ;タテハチョウ科マダラチョウ亜科
 1018日 キタテキ(黒化);タテハチョウ科タテハチョウ亜科

 
 1029日 モミジの紅葉 植樹以降最も色づく
 1031日 ヤマトシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科
 1031日 キタキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科
 1031日 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 1031日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 113日 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
是より11月です
 113日 ウラギンシジミ;シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科
 115日 石蕗の花が咲き始めた  ヒメアカタテハ  キタテハ
 116日 キタキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科 石蕗の花 訪花1
 119日 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 石蕗の花 訪花2
 119日 チャバネセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 石蕗の花 訪花3
 妻がロシアンゴールド・ブルーヘブンの小枝を空きツワブキの日当たりを良くしてくれたので訪花するようになった。11月一杯、密源になる花がもう少し欲しくなった。来春に苗を探したい候補を幾つかあげてみよう。「孔雀草」、「清澄白山菊」「白花磯菊」「赤花磯菊」「磯菊」「紫紺菊」等キク科で探すのも良さそうだ。
 119日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科



  
 1113日 浅間山系の冠雪
 1113日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 1114日 浅間山
 1114日 カエデ
 1114日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 1115日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 翌日、白花藤袴の刈り取りと株周りの草取り追肥をした、相変わらずヒメアカタテハのみの訪花、以降天気が崩れ冷たい雨降り、今シーズンの蝶撮影もいよいよお終いになるのかな・・・・
 1118日 霰(初雪か?) 15:30
 気温も上がらず寒い一日、それでもヒメアカタテハが菊に訪花・・・・翅をたたみ寒そうでした。
 1121日 頑張る「カエデ」
 1121日 蔦の落葉で現れた「とっくり蜂の巣」 まだ咲いていた「タンポポ」が胞子に
とっくり蜂の正式名は「コガタスズメバチ」というらしい。
 1121日 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 1121日 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 このところ獲るのは「ヒメアカタテハ」と「キタテハ」ばかり、それでも何時まで訪花するか撮り続けたいと考えている。
 
 1121日 キタキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科
 1121日 ベニシジミ;シジミチョウ科ベニシジミ亜科
 1123日 蓮根(観賞蓮)
 水槽・瓶・容器等の上層部の清掃を済ませ追加土(篩い掛け土とキトサン入り九分肥料を6:4で混合)を施すところまで終えた。落葉掛けは明日に予定。
 果樹消毒用水槽は30本近く咲いたメインの容器である。期待の水槽なので「追肥」も充分に、かつ「凍み」らせないようしっかり冬囲いをしておこう。
 2番目に大きく、花の数も2番目、5本ぐらい咲いたと思う。多くは咲かなかったが、しっかりした大輪の花だったと記憶している。丸型容器なので「凍み」やすいと思う。
 
 3番目に大きい水槽、水漏れがあり干上がったこともある。1本ぐらい咲いたかな?
 去年までは2番目に多く咲いた素焼きの水瓶、蓮根が弱ったのかな・・・・今年は何故か1本のみと少なかった。それでも唯一の大輪白花が咲いたので充分に追肥した。板を乗せただけなので、そのうちに何かで包み覆っておこうと思う。
 小さい素焼きの水瓶、去年までは芝生の庭に埋め込んでいたが未開花だったので移設、大きい水瓶と異なり口が窄んでいるためか今年も咲かなかった。
 磁器の植木鉢を改造した期待のひと鉢だが咲かなかった。日当たりは充分なのに何故だろう。
 ステンレスのバケツ、期待した容器だが咲かなかった。問題は浅植えに原因があるかも知れないので来春に植え替えてみよう。
 
 漬物容器で多くのお寺さんで使っているので問題ないはずだが未開花、芝生の庭、南側のコニファーで半日陰、来春に場所を変更しようと思う。
 西側の勝手口、毎年1本は咲くが午前の前半、午後の後半は日陰になりがち、現状維持でゆこう。
 正門脇、午前の前半が日陰と陽射しの条件はイマイチ、右側の容器で中国蓮が1本咲いた。容器の入れ替えを検討しよう。同じ容器がもうひとつある。浅いので畑に移設しようと思う。早いうちに冬囲いを済ませておきたい。
 1123日 キタテハとヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科


 
 1124日 蓮根の冬囲い用 落葉拾い
 冬囲いの画像は「前日分」に後付け添付。
 1129日 野沢菜漬
 野沢菜4kg/束×5束、昨日の午後より下準備に取り掛かる。半分ほど加工したところで突然の雷雨、取り敢えず急いで片付ける。昨日は裏の水場、今日は庭で改めて漬け直しから、丁度昼に終えた。大小3樽で終えた。
 1129日 残花
 1129日 今年の最終蝶 ヒメアカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科
 今年は、造園以来100種に到達した。シーズン・オフに整理し観察図鑑を作りたい。アルバムは既にあるのでフルに使い5巻ものでまとめよう。
 1210日 季節遅れの記録 テングチョウ;タテハチョウ科テングチョウ亜科 No.73
 12月になって「今季の撮影種登録」って信州では有り得ない。
 1216日 ウラギンシジミ;シジミチョウ科ウラギンシジミ亜科
 ぬるま湯に入っているような陽気、大気が不安定で風も吹いている。冬眠入りした蝶たち、寝付いたところを起こされたようだ。コニファーの垣根の隙間を行き来している。キタキチョウは止まることなく飛び去った。本種は長居といっても飛び回る。やっと三重カナメで一休み。