蝶棲庵の初夏 ; Slow life from 75 years old
2022. 6
 「バタフライガーデン“蝶狂人”に集う蝶たち」で11年が経った。思うところがあって「コテージガーデン“蝶棲庵”に集う蝶たち」と改め再出発することにした。今シーズンの目標は、「キベリタテハ」と「アカセセリ」の撮影で100種達成!
 ガーデンテーブル(お隣りより 5/31 引越し)
 オオルリシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/01
 
 
 ミスジチョウ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/01 No.23 
 
 
 ウラギンヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/01
 
 
 ウスバシロチョウ;アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科 06/01
 ここにきて、めっきり姿を見なくなったウスバシロチョウ、ネギ坊主への訪花は平年より激減した感じが強い。周囲の草が邪魔をしているのかネギの勢いも弱まっているように感じる。新たに植え増すことも必要なのかな・・・・
 アゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 06/01
 アゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 06/02
 飛来するのはアゲハ、キアゲハは極く稀である。種から育てたカラタチにアゲハの幼虫が育っている。黒色系アゲハも居ついて欲しいものだ。
 クロヒカゲ;タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 06/02 No.24
 ウスバシロチョウ;アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科 06/02
 
 
 
 
 ウスバシロチョウがアリュームに訪花していた。本種は白花、ネギ坊主の方が似合う。今年、サカタのタネから白花アザミの苗を2ポット購入し、ネギ坊主近くに植えてある。咲き始めたが、未だ訪花する蝶は未確認。
 オオルリシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/03
 
 
 
 
 朝「♂×2 & ♀×1」を見付けた。もしやと午後にクララ周辺を重点的に探してみた。明日か明後日に産卵状況をくまなく探索してみよう。
 アサマイチモンジ;タテハチョウ科タチハチョウ亜科 06/03
 
 
 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/04 No.25
 
 
 イチモンジセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 06/05 No.26
 ウラギンヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/05
 関東甲信越地方に「梅雨入り」宣言が出た 06/06
 428日に退院し、2回目の診察日である。61日に新津先生に「同期・吐気・目眩」が頻繁に起きると電話した直後の診察でもある。心電図・胸部レントゲン等でも異常は認められないし「大丈夫」でしょうと・・・・。様子を診て心配なら耳鼻科に診察してもらいましょうと、血圧が少し高くなっている気がするとの申告で、血圧の薬を微量増やして頂いた。
 さて、今日、「関東甲信越地方に梅雨入り宣言」がだされた。
54日に奄美・沖縄地方に梅雨入り宣言が出された以降、西日本を飛ばしての発令は「初めて」のことらしい。
 ヤマトスジグロシロチョウ;シロチョウ科シロチョウ亜科 06/07 No.27
 モンキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科 06/07
 
 
 長年の課題であった「ごみ出し」が解決した。島川原区域の住人登録のままで、御牧原北部区域に出せることになった。市に相談し、直接北部区長さんに話してみて欲しいと・・・・区長さんから快いご返事を頂き案ずることもなく解決した。
 キャンバスづくり(試し撮り) 06/08 こんなキャンバスに蝶をのせてみたい
 
 
 多くの場合、撮影に臨む最初の一枚は「試し撮り」として花等を撮りモニターで確認している。明るさの実写確認と背景のボケ具合の確認が主な目的である。今回は「キャンパスづくり」と大層なことを書いてしまった。実際には夢物語、そうは問屋が卸さない。しかし、意識することは大切な事なので有言実行と心掛けたい。
 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/10
 モンシロチョウ & モンキチョウ & イチモンジセセリ 06/10
75歳の誕生日(1947.6.11) 06/11
 5歳もサバを読み貼ってこなかった「某マーク」、「運転再開」の許可が下りた暁には「生まれ変わり」の初心者マークのつもりで貼りましょう。
 ヒメジャノメ;タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 06/11 No.28 
 モンシロチョウ;シロチョウ科シロチョウ亜科 06/11 
 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/11 
 アカタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/12 No.29
 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/12
 オカトラノオが咲き始めた。農道の法面にカイドウが植えられている。その一画にオカトラノオを植えてから7-8年経つ。ことしになって急激に広がり、既に植えてあるフジバカマを呑み込んでしまった。
 イチモンジセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 06/12
 ヒメシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/12
 
 
 そろそろ発生しているだろうと、東の雑木林を抜ける「ゼフの道」(ふるさと林道)に様子を見に行った。
     
 
 
 オスの羽化不全個体に数頭のオスが集まっていた。1頭のメスに数頭のオスが集まっているのは見たこともあるし普通のこと、これはどういうことだろうか・・・・。立派なオスだが前翅が何かに当り傷がついてしまったのだろう。傷を案じ仲間が集まっているのだろうと思え、その行動を収めようとシャッターを切り続けた。
 クロヒカゲ;タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 06/13
 
 
 モンキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科 06/13
 ヒメジャノメ;タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 06/13
 オオルリシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/13
 
 
 
 
 当地に住んで11年になるが最も遅く見掛ける。当時の発生ピークは6月上旬であったが、今は半月ばかり早まっている。
     
 
 
 蓮華畑 06/17 浮葉
 
 
 
 
 
 
 蓮の種は50-60粒程あるが、生蓮寺さんに里帰りさせる分の保存が悪くカビが生えてしまっている。中国蓮の種も数拾粒あるが、種からの栽培は体のこともあり取止めた。蓮鉢を、9ヶ所に17容器を埋設している。2年目以上のものなので、全鉢咲いても良いはずだが、どうだろう。近日中にハイポネックスをあげよう。
 イチモンジチョウ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/18 No.30
 ヒメジャノメ;タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科 06/18
 キタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/18
 蝶ラッシュの初夏、今シーズンは何故かキタテハの掲載が多い。それ程に蝶が少ない年だ。
 ウラナミアカシジミ;シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 06/18 No.31 ゼフィルス 1号(昨年6/111週間遅れ)
 オオルリシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/18
 
 
 
 
 
 
 ルリシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/18
 
 
 クジャクチョウ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/19 No.32 
 キアゲハ  ウラギンヒョウモン  オオルリシジミ
 獣道と化した農道 06.20
 ものは考えよう・・・・農道は農業従事者の道、獣道は雑木林に通じる道、獣道は蝶にとっても生活路。そして、雑木林と蝶棲庵とを結ぶ蝶たちの通い道。雑木林に棲む蝶たちが来てくれるかもしれない。
 ルリシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/20
 
 
 ウラゴマダラシジミ;シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 06/20 No.33 ゼフィルス 2
 
 
 キアゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 06/20
 
 モンキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科 06/20 クリームモンキ
 ホシミスジ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/20 No.34
 
 
 一枚で決まったスタートアップ 06/21 夏至
 ヒメシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/21 No.35
 ヒメキマダラセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 06/21 No.36
 
 
 ミズイロオナガシジミ;シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 06/21 No.37 ゼフィルス 3
 
 
 西洋の騎士が身に着ける「鎧」(武士;甲冑)、顔を守るのが「面頬」、その「面頬」を付けているのが本種。画像→Click
 ダイミョウセセリ;セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科 06/21 No.38
 ミドリヒョウモン;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/22 No.39
 ヒオドシチョウ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/24 No.40
 
 
 ダイミョウセセリ;セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科 06/25
 強風下での牧草刈り 06/26 一往復しても変らない荷台の牧草
 大島さんが写真集が完成したと50冊持って来られた。小諸山麓が主体であるが、「浅間山麓・御牧原の蝶」(居住地周辺に棲む身近な蝶)ということで、私が撮影した多くの写真を掲載して下さった。
 
 クジャクチョウ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/26
 
 
 大きく損傷した個体、出来るだけ隠せる方向から撮影した。この3枚の掲載で終えるのが一般的であろう。
 傷を負っても飛来した蝶たち、感謝の度合いから言えば更に頭が下がる。「蝶棲庵に集う蝶たちとの共生」を切り取った「写楽」、全て掲載するのが筋であろう。
 ヒメシジミ;シジミチョウ科ヒメシジミ亜科 06/27
 関東甲信越に梅雨明け宣言がでた。観測史上最短(梅雨入りは6/6)、ブッドレアの開花。
 ホシミスジ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/28
 
 ヒメキマダラセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 06/28
 コチャバネセセリ;セセリチョウ科セセリチョウ亜科 06/28 No.41
 
 
 スジボソヤマキチョウ;シロチョウ科モンキチョウ亜科 06/28 No.42
 
 フジバカマを抑え一気に増えた「オカトラノオ」、花期のピークを迎えている。好んで訪花していた「ヒョウモンチョウ」の姿が見えない。ブッドレアが咲き始めた。遅れていた蝶たちも一斉に飛来するかな・・・・昨年の同日は50種、月末時点で54種、10種ほど少ない。
 カラスアゲハ;アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科 06/28 No.43 
     
 ルリタテハ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/29 No.44
 
 
 アカシジミ;シジミチョウ科ミドリシジミ亜科 06/29 No.45 ゼフィルス 4
 
 オオムラサキ;タテハチョウ科タテハチョウ亜科 06/29 No.46
 
 
 昨年の「春の蝶」と「初夏の蝶」54種を以下に記し、今年の観察分を「赤色」表示し、昨年未観察であったものは1行空け「青記」で追加した。
アゲハチョウ科 シロチョウ科 シジミチョウ科 タテハチョウ科 セセリチョウ科
ヒメギフチョウ モンシロチョウ ルリシジミ コミスジ ミヤマセセリ
アゲハ スジグロシロチョウ トラフシジミ ウラギンヒョウモン ダイミョウセセリ
ウスバシロチョウ ツマキチョウ ベニシジミ ヒメウラナミジャノメ ミヤマチャバネセセリ
キアゲハ モンキチョウ ツバメシジミ アサマイチモンジ イチモンジセセリ
キタキチョウ ヤマトシジミ コジャノメ コチャバネセセリ
ジャコウアゲハ スジボソヤマキチョウ コツバメ クモガタヒョウモン ヒメキマダラセセリ
カラスアゲハ オオルリシジミ サトキマダラヒカゲ キバネセセリ
ヤマトスジグロシロチョウ ヒメシジミ ゴマダラチョウ
アカシジミ イチモンジチョウ アオバセセリ
ウラナミアカシジミ コムラサキ
    ウラゴマダラシジミ   キタテハ  
    ミヤマカラスシジミ   オオミスジ  
      ホシミスジ  
    ミズイロオナガシジミ   メスグロヒョウモン  
      ヒカゲチョウ  
      クジャクチョウ  
      テングチョウ  
      ミスジチョウ  
      シータテハ  
      ヒオドシチョウ  
      クロヒカゲ  
      ヒョウモンチョウ  
      オオムラサキ  
      オオウラギンスジヒョウモン  
      キマダラモドキ  
       
      ヒメジャノメ  
      アカタテハ  
      ミドリヒョウモン  
      ルリタテハ  
 梅雨入りまでは「低温」で、梅雨入り後は「高温」で、蝶たちにとっては澄み難い年であったようです。今年は46種、昨年より8種少なかった。予期せぬ大病・樹液派の蝶にとっては蜜枯れもあり「盛夏」以降の9種の頑張りも有りましたが埋め合わせには程遠い結果になりました。
Mp3 甘夏(75歳の生まれ変わり)