高舘丘陵 ; 志賀高原ハイキング

− 2001.4.10 (火) 晴れ −

 高舘丘陵の五社山・外山・三方塚は、昭和61年12月26日に「樽水・五社山(宮城)県自然環境保全地域」に指定されました。仙台市近郊にあって、今なお広大な雑木林が残っています。近くの里山というだけでなく雑木林が美しいこともあり、今回で16回目になります。
 岩沼市から村田町に抜ける峠道を、大師温泉から数km村田町寄りに行くと、「養蚕センター」が右手にあります。その先に登山口があります。狭い道のわりには大型車が頻繁に通るので、通行妨害にならぬよう路肩の空地に車を止め「志賀高原ハイキングコース」を歩くことにしました。
コースの概要(案内図では左端のコースです)
養蚕センター   菅生入口   西大森   牛道峠   三方塚
  0.9km   0.6km   0.2km   0.7km  
往復4.8km 約2.5時間 約9,400歩(0.5m/歩)
養蚕センターから菅生入口までの間で、紛らわしい分岐が2つあります。
→最初は左、次は右の道を選びます。
雑木林に整備されたハイキングコース もう少しで菅生オフロードパーク入口
 養蚕センター上部の登山口から約30分で菅生オフロードパーク入口に着きます。週末は、オフロードを楽しむ四駆やバイクのエンジン音で決して静かな雑木林歩きとは言えません。時には、オフロードコースを外れたバイクが自然観察路を走ることもあります。コース内で楽しんで欲しいものです。
コース一番の登坂である西大森の山頂? シュンラン(春蘭);別名ホクロ
 気温も20℃を超え、初夏を思わす陽気でした。菅生入口から西大森の登坂は、コースの中で最も急で風が少なかったこともあり汗かき歩きになりました。ハイキングコース脇の雑木林には、シュンランの花が優しく咲いていました。
 この春に羽化したキチョウ・ルリシジミ・ミヤマセセリを目撃できました。本格的な出現は、一週間ぐらい先になりそうです。