太白山 ; 萌葱色に染まる里山

− 2001.4.27 (金) 晴れ −

 旗巻峠で始まった「蝶と里山の浪漫紀行」。最初に登った里山(99,7,24が、この太白山(321m)です。整った円錐形の山容は、仙台平野から迷うことなく指呼できます。4〜5回登ったと思っていました。3回目ということで少しびっくりしています。それほどに、親しみのある山です。
太白山(自然観察路から) 萌葱色に染まった自然観察の森
 「仙台市太白山自然観察の森」として、遊歩道が整備されています。麓の駐車場に10時10分に着き、「蝶の野原」を横切る「やすらぎの道」から山頂に向かい山頂に11時45分に着きました。上の写真は、「やすらぎの道」と「であいの道」の合流点で撮影した「太白山」と「自然観察の森」です。すっかり萌葱色になっていました。雑木林を抜け杉林に入ると、今までの暑さがいやされます。最近、物忘れをするようになったのか、肝心のタオルを忘れてきてしまいました。
 生出森八幡神社、文治5年(1189年)に源頼朝が藤原泰衡を攻め滅ぼすために北上した際、この地の支配を固めるために源氏の守護神である八幡神社を勧請したといわれています。太白山は、溶岩が地表に出る前に冷えて固まった三滝安山岩とよばれる堅い岩石からなっています。神社の右手から、山頂まで露出した岩場の急坂をクサリに頼って登ります。
生出森八幡神社 神社から頂上までは急坂
 地元の園児や小学生のハイキングとのすれ違い、今までにない「こんにちは」の連発でした。山野草の写真を、何枚も撮りました。また、半ば諦めていたヒメギフチョウを、山頂で撮影できました。これも、1時間半粘った結果です。