今日の山歩きは、昨日の仕事帰りから決めていました。夕空を見上げ、久しぶりに天気になるのではと感じました。
早く就寝するつもりが、結局仕事を終えたのは2時でした。真夜中に雷雨があり、天気はどうなるかと不安になりました。今朝は6時に出発する予定でしたが、禿岳登山には向かない空模様でした。床の中でぐずつき、起きたのは8時少し前です。
妻が早起きしてつくったおにぎりを前に、山歩きはするもののなかなか決まりません。刈田岳山頂駐車場まで車で行き、熊野岳から地蔵岳まで行こうか、それとも青麻山にしようか、結局のところ夕立がきても安心な高舘丘陵に落ち着きました。 |
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登山口付近から見上げる五社山付近 |
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遊歩道で一番見晴らしの良い場所 |
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9時半に、お決まりコースの中ノ沢登山口に着きました。昨夜の夕立の影響か、遊歩道には水溜まりがありました。生物も植物も、一週間経つとずいぶん変わります。
右上写真は仙台平野から指呼できる遊歩道の場所です。ススキや雑草が覆い茂っているので、わずかな距離ですがヤブをこぎながら進まなければなりません。 |
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萩の花が咲き始めていました |
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尾根観察路 |
用意した荷物、全部持ったわけではありませんが、いつもより重装備です。山間を吹き抜ける風は涼しく、遊歩道脇には萩の花が咲き始めていました。もう、初秋なのでしょうか?
稜線上の尾根観察路は、ヤブをこぐようなことはありません。しかし、写真のように進むにつれ下草が伸びている場所もあります。
高舘丘陵歩きの紀行は、7月24日に書いています。下山途中までは、書く予定をしていませんでした。遊歩道の中で最もヤブっぽかった場所まで下山したとき、登ってくる話声が聞こえてきました。
ヤブから現れたのは70〜80歳ぐらいの老夫婦でした。挨拶程度で終えましたが暇つぶしで山歩きに来たと話されました。家でくすぶっているより山歩きをする。その前向きな姿勢にすごく感動しました。
私も、この老夫婦より年老いても山歩きをしよう。そして、ホームページで紹介しよう。そんな決意をしました。それまで四半世紀もあると思つたら、なにや足の痛みも忘れ元気になりました。今日の紀行は、このことを紹介したかったのです。 |
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尾根観察路 |
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尾根観察路 |
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ホソバセセリ(セセリチョウ亜科) 名取市 |
追記)撮影した蝶の写真を整理していたら、標本にない「ホソバセセリ」が写っていました。ネットインしなければいけなかった蝶なのに、悔しい〜! |
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