太白山(宮城県仙台市) ; 午後の里山歩き

− 2001.8.17 (金) 快晴 −

 今日の天気予報は、曇り/雨です。クライアントの営業会議に出席するため8時に家を出ました。青空一つない曇り、それにガスがかかっているようでした。14日に車が故障したので、今は代車生活です。トランクに雨傘を入れたままだったので雨になったらどうしようかと気がかりでした。
生出森八幡神社 神社脇から山頂までの急坂
 会議は9時からで、11時30分に終えました。会議を終え屋外に出ると、何だ何だの天気です。仙台平野の上空には雲一つない大々快晴です。
 この青空、8月になって初めてです。はやる気持ちを抑え、家に着いたのは12時15分、急いで昼食を済ませ代車に飛び乗ったのは12時45分。ところで、何処に行くつもり?
山頂から眺める大東岳 山頂から眺める蔵王連峰
 昨年、ゴイシシジミを多数見かけた太白山にしよう。もう一度、仙台に向かうことにしました。太白山は、仙台市の郊外にある蝶の宝庫です。
 太白山自然観察の森、正面入口に行く道を間違え、山頂直下にある生出森八幡神社の駐車場に出てしまいました。自然観察の森をショートカットし、太白山に登るだけのコースです。

 
駐車場に着いたのは、13時15分です。食休みも終わらぬというのに、神社まで5分で駆け上がりました。神社で写真を撮っていると、下山して来られたご夫婦とすれ違い、まるで自然観察の森正面入口から1時間半ぐらいかけて登ってきたような素振りで挨拶を、少しずうずうしいですね。
 神社脇の急坂、クサリをたどり寄せての登坂です。殆ど体力が消耗していないのにハァハァと荒い息づかいです。急坂は陽が差し込まないので、とても清々しく登れました。
 久しぶりの天気、仕事が入っていなかったら本格的な登山ができました。それにしても、霞んではいるものの奥羽山脈も見渡せ絶好の天気です。気象庁さん、もう少し精度は高められませんか、雨と快晴では違い過ぎます。今、20時、雨が降ってきました。夕立みたいです。まぁ、雨が降ったんで一応当たりかな。
山頂から眺める100万都市の仙台市 山頂の梢で羽を休めるアオスジアゲハ
 山頂では、キアゲハ・アゲハ・ミヤマカラスアゲハ・アオスジアゲハ・ルリタテハなどが舞っていました。モンキアゲハは期待外れでした。写真は、6〜7m上の梢に羽を休めるアオスジアゲハです。昨年は庭先にきたのですが、今年は平地では見かけていません。目一杯のズームですが少し小さいようです。自然と蝶の調和、負け惜しみに聞こえますか。