秋分の日、昨日を上回る雲一つない快晴です。西蔵王の瀧山(1362m)に登りました。詳しいことは解りませんが、熊野岳から瀧山までを西蔵王と呼ぶのでしょうか、西蔵王は初めてのことです。
山形側の蔵王山麓には多くのスキー場があり、目指す西蔵王の尾根上までロープウエイが何本も運行しています。尾根上は蔵王中央高原として観光開発が行われ、ファミリーハイクにも最適な場所です。
岩沼を午前7時に出て、蔵王温泉に9時少し前に着きました。蔵王温泉から瀧山の火口壁を眺めると、高度恐怖症群の私は身の毛が逆立ちます。
尾根上の中央高原駅まで山形交通の蔵王スカイケーブル(約7分、片道700円)に乗りました。中央高原駅から数分の所にあるドッコ沼、硫黄分を含んでいるのか綺麗な色でした。
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瀧山の山容(下山後に蔵王温泉より) |
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中央高原のドッコ沼 |
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9時半少し前に中央高原駅脇の登山口から大釈山尾根道を抜けるコースで瀧山に向かいました。登山口から数分の所で、カモシカに出会いました。
大釈山尾根道は、木々に囲まれ里山を歩いているような気分です。この分だと、きっと蝶も多いでしょう。時折展望が開け瀧山の右手遠方に鳥海山が見えます。また、左手には眼下の蔵王温泉から遠く朝日連峰まで眺められます。
昨日と打って変わり、とても暖かく飲料水の不足が心配になりました。展望の尾根で展望を楽しみ、第1回目の昼食をとつたりしたため、1時間15分のコースを約3時間も費やしました。
瀧山は、南北面が切り落ち狭い山頂です。しかし、木々が茂っているため怖さを感ずることはありません。山頂で45分ぐらい展望を満喫し下山、崩れた火口壁の横を通過するときは肝を冷やしました。
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瀧山の横顔(大釈山尾根道より) |
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瀧山の山頂部(あと一息の場所より) |
下山の登山道は始終急坂で、登りだったらさぞ大変だったでしょう。蔵王温泉に戻ったのは14時過ぎ、市営の大露天風呂で汗を流すことにしました。この露天風呂は沢そのものが温泉です。入口がある下流側が男湯、その上流が女湯になっています。入湯料は450円、貸しロッカーが100円です。
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南北面が切り立つ瀧山山頂 |
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南面火口壁の脇を通る登山道 |
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帰路、気に入った写真が撮れました。その中から3枚、掲載します。 |
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吾妻連峰の山水風写真 |
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雁戸山の山水風写真 |
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南蔵王に沈む夕日 |
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蔵王町と村田町の境にある蔵王連峰眺望スポットで、蔵王連峰に沈む夕日を見ることができました。今日の山歩きは、約5時間、万歩計のカウンタは10600歩でした。
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