蝶、そして山野草のシーズンが終え、蔵王エコーラインも今月の初めから冬季通行止めになりました。これからは福島県の阿武隈山地が目的地になります。
福島県の阿武隈山地は、標高800〜1000mで雪もあまり降りません。それに山容が美しいうえ登山道も整備されている山が幾つもあります。
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花塚山の山容(川俣町より) |
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後ろ姿ですが初登場の筆者です |
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阿武隈山地行きは、昨日の予定でした。あいにく天気が良くなかったので、今日に延期しました。川俣町にある花塚山(919m)と口太山(843m)です。
岩沼を6時45分に出発、お隣の柴田町から福島県の保原町までは視界100m弱の霧です。何か高山に向かうような錯覚に陥りました。登山口がある川俣町の花塚の里に着いたのは8時30分です。霧はすっかり晴れ、雲一つ無い快晴です。
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ナラ林に点在する奇岩怪石 |
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花塚台と呼ばれる頂上尾根にある護摩檀岩 |
阿武隈山地は、山地全体を形成している花崗岩が隆起した後、長い時間を経て浸食されてできたそうです。花塚山は、山頂をはじめ尾根筋の至る所に奇岩怪石が露出しミズナラやコナラの雑木林と調和した景観美を観ることができます。
登山口の花塚の里駐車場に着いたのは一番乗りです。整備された公園の奥にある放鹿神社の鳥居をくぐり、松林の登山道をしばらく登ると辺りはナラ林に変わります。最初の奇岩怪石群にある座禅岩で、安達太良山を眺めながら朝食をとりました。
山頂尾根のT字路を左手に折れると、麓から見える護摩檀岩があります。眺望は最高で和尚山・安達太良山・蔵王連峰が一望できます。護摩檀岩の横には展望東屋があり北峰方向が見渡せます。霊山は見えましたが、太平洋は霞んで見えませんでした。
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護摩檀岩からの眺望(安達太良山) |
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花塚山の山頂 |
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護摩檀岩を後にして山頂に向かいます。山頂尾根には奇岩怪石が点在し、周囲の雑木林と調和し美しい景観を創り出しています。すっかり落葉していましたが、2週間ほど前に来ると紅葉が綺麗だったでしょう。
山頂の展望は、さほど良くありません。山頂を後に、来た道を下山しました。コースタイムは、登山口( 8:30)−山頂(10:40/11:10)−登山口(11:55)、3時間半の山歩き、万歩計のカウンタは7300歩でした。
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