口太山(福島県川俣町) ; 急坂な上級者コース
− 2001.11.11 (日) 快晴 −
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山頂は芝生の広場になっていて、西から北が一望できます。眼下にゴツゴツした木幡山、その向こうに安達太良山、花塚山で見た眺望と同じです。午後になったためか、霞が増した分だけ写真写りが悪くなっています。 山頂で、残しておいた「おにぎりと林檎」を食べたらリックは空です。30分ほど眺望を楽しみ、初心者コースを下山しました。山頂下の雑木林は「迷い平」と名付けられている如く、落ち葉で登山道を見失いそうになりました。 初級者コースは緩やかな道でした。「猿滑りノ滝」の脇を通り、キャンプ場まで45分で戻りました。振り返ると口太山は夕暮れを感じさせる色合いに変わっていました。約3時間、万歩計のカウンタは5400歩でした。 口太山の山陰中納言伝説 その昔、山陰中納言がこの山にさしかかったところ、大猿に化けた山賊が中納言に襲いかかったとさ。その時どこからともなく現れた白い鹿が加勢し中納言を救ってくれました。その時に猿の首を取った場所が「猿ノ首取り」(登山道の脇にある岩です)で、中納言が逃げ込んだ岩穴が「乳子岩」(近くを通過しました)だそうです。そして、猿が落ちた滝が「猿滑りノ滝」と伝えられています。(山と渓谷社「福島県の山」より) 伝説にイチャモン付けちゃいけませんが、猿の首は誰が取ったのでしょう。それに、猿は滝に落ちた後で首を取られたのでしょうか、どうでも良いことですが筋がハッキリしていないと気が収まらない性分なので・・・・ |