今までと異なった方角に足を向けました。宮城県北東部の北上山地、その南端部が牡鹿半島に達して海に没するところ、大六天山(440m)と硯上山(520m)です。
大六天山は、牡鹿半島の付け根に位置し別名三国山とも呼ばれる信仰の山であったようです。「大六天」とは梵語で天界を示し、漁民が天界(極楽)のような幸せを願って神を祀ったと言われています。 |
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大六天展望台にある登山口 |
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登山道の木間から見え隠れする石巻湾 |
岩沼を7時に出発、ガス欠の愛車が朝食をとった関係で、仙台空港ICから仙台東部道路に乗り終点の石巻で降り、登山口がある牡鹿コバルトラインの大六天展望台に着いたのは8時30分でした。 |
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すれ違う人も居ない静かな登山道 |
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ヒバ林の中にある三国神社 |
落葉した雑木林の登山道からは、今までの里山歩きと異なる景色(農山村でなく漁村)が見えました。登山口の海抜は280m、標高差160mの登山道は1100m余り、休憩なしで山頂まで25分です。 |
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響きの良い鐘楼 |
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三国神社から眺める石巻湾 |
山頂には無線中継塔があり、麓から車で来ることができます。三角点は何処にあるか解りませんでした。南東方向に200m、ヒバ林の中に朱塗りの三国神社と鐘楼がありました。鐘突棒を拾い上げ思い切り突くと、鐘の音は牡鹿半島に響き渡るが如くこだましていきました。
三国神社に着いたのは9時少し回った頃でしたが、早々とおにぎりを食べました。これは、朝食なのか昼食なのか解りません。ヒバ林の間から石巻湾を眺め、来た道を引き返し大六天展望台に9時50分に戻りました。
一つ不思議なことがありました。山頂から三国神社に向かう海側の限られた範囲の木の梢が、全部同じ高さで折れていました。どうしたのでしょうか・・・・。
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