硯上山(宮城県雄勝町) ; ふるさと緑の道散歩

− 2001.11.23 (金) 晴れ −

 北上山地が北上川で分断された南側、その飛び地に位置する硯上山(520m)は雄勝町の最高峰です。雄勝町といえば、硯(全国生産の90%)で知られている南三陸リアス海岸の入江の奥に開けた小さな町です。
 11時に牡鹿コバルトラインの大六天展望台を後に、国道398号線を石巻市折立で右折してから迷いに迷った末、石巻市真野地区から林道真野雄勝線に入り11時に登山口駐車場に着きました。 
 
雄勝峠にある登山口 整備されすぎた遊歩道
 駐車場から「ふるさと緑の道・硯上山」という勾配を感じさせない遊歩道(車止めがあるものの山頂まで車で行ける)を、途中で休む必要もなくゆっくり歩いて50分で山頂に着きます。
 山頂は広場で、東側が開け眼下に雄勝町と雄勝湾、左手の北方に続くリアス海岸も霞でボンヤリと見えました。また、丈の低い木々越えに南方に石巻湾や西方に上品山なども眺められました。 
山頂から西方の眺め 硯上山の山頂広場
 山頂では、地元の方がいも煮会を始めるところでした。登りに50分、下りに30分、さほど勾配を感じさせない遊歩道歩きは「山歩き」としては物足りなさを感じさせました。(わざわざ岩沼から来たというのに・・・・) 
雄勝町と雄勝湾 帰路に北上川から眺める山容
 雄勝町に下り雄勝硯伝統産業会館を見学、帰路は一般道を走り17時過ぎに帰宅しました。午前中の大六天山と硯上山、登山口からの距離も短く山歩きではなく「南三陸ドライキング」(ドライブ+ハイキング)になりました。