鹿狼山(宮城県丸森町) ; お薦めの丸森コース

− 2001.12.23 (日) 晴れ −


 21世紀最初の年も残すところ一週間余り、この1年間の締めくくりになる山歩きをしました。

 亘理地塁山地の南端、福島との県境に位置する鹿狼山(430m)は、新地町の鹿狼温泉から登る南廻りと北廻りの他、丸森町大内からの丸森コースがあります。今回は、丸森コースから2度目の山歩きです。
 
丸森町大内地区からの山容 山火事の痕跡がある伐採地からの山容
 国道113号線、丸森町大内地区の南外れに「鹿狼山登山口」という看板が相馬に向かって左側にあります。そこを左折し2km弱で車止めになり、数台の駐車スペースがあります。

 車止めから山頂までは1900m、何年か前の山火事の痕跡が残る山肌を横切り尾根上に出ると、阿武隈山地の北端部の山並みが一望できます。

 良く整備された鹿狼温泉からのコースに比べ、ハイカーも少なく静かな山歩きが出来るのでお薦めコース(登山道もしっかりしています)として紹介します。
 
登山道から眺める阿武隈山地の山並み 山火事の痕跡がある伐採地縁の登山道
 尾根道を登り詰め稜線に出ると、木立の間から太平洋が見えます。数cmの積雪が残る急坂を一気に駆け上がると山頂です。

 山頂からの太平洋の眺めはバツグンです。落葉により山頂から西側の眺めも良く、雪雲に覆われた蔵王方面も眺められました。
 
山頂標識と太平洋の眺め 山頂から眺める鎌倉山の山容
 来る元旦には、初日の出の撮影に再来する予定です。さて、次なる鎌倉山に向かうことにしましょう。