ヒメシロチョウ(長野県東信);減少傾向にある蝶
− 2012.08.16 (木) 快晴 −
 秋の気配を感じさせる澄み切った青空をバックに、農道の縁に植えた“ひまわり”を撮った。

 明日は定例の仙台出張だ。給油と洗車をする前に
10gだけ補給し、ヒメシロチョウとベニヒカゲを撮りに行った。

 こんな絵を見れば、出張前でもじっとしていられなくなる。
農道の縁に植えた“ひまわり”
 ヒメシロチョウの春型を撮影した発生地に行ってみたが見掛けることはなかった。

 ここ数年で、知っている発生地が何ヶ所も消滅している。ここもかと気が滅入った。

 諦めて、ベニヒカゲの撮影に向かう途中、水田地帯の農道で
頭を見つけた。

 
100mほど追い掛けたが止まる気配がなく証拠写真でも残そうと、シャッターを切った。
シロチョウ科 ヒメシロチョウ コバネシロチョウ亜科 準絶滅危惧
 浅間山系の頂に雲一つないのは久し振りだ。かと言って、出張前なので山登りをするつもりもない。

 軽く歩き回れる範囲に止めた。まず目に飛び込んできたのはクジャクチョウだ。

 実は、ゴイシシジミを探しに樹林に入ったが・・・・一つも居なかった。
タテハチョウ科 クジャクチョウ タテハチョウ亜科
 アサギマダラを眺めていると、涼しさが伝わってくるし癒される。

 羽ばたきより滑空する方が多いので飛翔撮影の練習になる。

 置きピン撮影は、距離感と方向合わせが難しく偶然性に頼らざるをえない。
タテハチョウ科 アサギマダラ マダラチョウ亜科
 ベニヒカゲの姿が少なかった。最盛期を見逃したかと思いしや、以外にも発生初期のようだった。

 ならば今シーズン、もう一度ぐらい撮影に行けそうだ。

 仙台出張から戻ったら、アカセセリと合わせ別ポイントに行ってみよう。
タテハチョウ科 ベニヒカゲ ジャノメチョウ亜科 留意・要注目 天然記念物
 ベニヒカゲ同様、キベリタテハもカメラを持つ手に止まった。

 
180mmマクロなのでピントは合わせることが出来てもフレームアウトしてしまう。

 どうしても地べたスタイルが多くなってしまう。かつて、ヒヨドリで吸蜜するシーンを撮影したことがあるので根気よく機会を狙いたい。
タテハチョウ科 キベリタテハ タテハチョウ亜科
 この辺りではアカセセリを見たことがない。アカセセリが見られるポイントに行ってみたが蝶影そのものが見当たらず余り長居も出来ないので、適当なところで打ち切って山を降りた。