世界遺産(栃木県日光市) ; 日光東照宮 |
− 2012.08.17 (金) 晴 − |
震災後の里山は荒廃していた。復旧復興が進み東北の人達の心にゆとりが戻って欲しい。里山は、そんなバロメーターかも・・・・。さて、今回の仙台出張の道草は“日光東照宮”と“旗巻古戦場”で蝶の撮影はありません。 | ||
世界遺産の日光東照宮は、「輪王寺」「東照宮」「杉並木」で構成されている。そして、平成大修理(H19.4.1〜25.3.31)は6ヶ年計画の最終年度に当ります。 輪王寺は、逍遥園・宝物殿・三仏堂の見学をしました。 |
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日光山輪王寺 三仏堂 平成大修理は倉庫内作業? | 輪王寺 逍遥園(回遊式庭園) |
石鳥居をくぐると、左手に五重塔があり正面には表門があります。 五重塔を撮影するには広場の反対側を歩く必要があります。そのためか、大猷院(徳川家光公園)に行くチャンスを逸した。 |
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五重塔(重文) | 石鳥居(重文) |
表門を入ると正面に三神庫(上神庫・中神庫・下神庫)があり春秋渡御祭で使われる馬具や装束類等が収められている。 また、上神庫の屋根下には狩野探幽下絵の「想像の像」がある。 |
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表門(重文) | 三神庫(重文) |
日光東照宮は、社会人になって間もない頃の社員旅行と結婚当初に参拝した記憶があるが・・・・殆どが見覚えが無く、記憶違いなのか不安になった。(一つぐらいは記憶しているものだが) | ||
表門を入って左手に神厩舎があり、その欄間には8個の神猿の彫刻がある。 向かって左から2番目が有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」の彫刻だ。 |
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神厩舎(重文) | 三猿(重文)「見ざる・言わざる・聞かざる」 |
三神庫の左奥に、左右に回廊を持つ陽明門がある。 回廊の外壁には花鳥の彫刻が飾られている。一枚板の透かし彫りに極彩色が施されている。 |
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陽明門(国宝)と左側の回廊(国宝) | 右側の回廊(国宝) |
陽明門を入ると正面に、左右を透塀でつながれた唐門があり、その中にシートで覆われた御本社がある。 唐門は胡粉で白く塗られ、細かい彫刻が施されている。 |
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御本社(国宝) | 唐門(国宝) | |
陽明門、回廊、唐門、透塀には、極めて手の混んだ細かな彫刻で細工がなされている。いずれも国宝として登録されている。 |
「三猿」は重要文化財だが、「眠り猫」は国宝になっている。 その「眠り猫」は左甚五郎作と伝えられている。牡丹に囲まれ「日の光」を浴び転寝をしている。日光に因んで彫られたとも言われている。 |
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眠り猫(国宝) | 坂下門 |
福島市に入ったのは14時半、日は高い。明朝の予定を繰り上げR4からR115へと右折し霊山経由で阿武隈高地越えで相馬市へ。R115を走るのは独身当時、相馬事業部を担当していた頃、福島駅からタクシーで移動した記憶がある。かれこれ40年ぶりぐらいになるだろうか、とても懐かしい中村街道だ。 | ||
この地は“蝶と里山の浪漫紀行”(里山歩き)のルーツにあたる。 そして、不思議な体験・・・・私にとってのパワースポットでもある。 |
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旗巻峠 旗巻古戦場跡 |
巡拝記念植樹標の周囲も下草刈をして頂きありがとうございます。 この地を訪ねると、必ず家族(犬と猫たち)に近況を報告している。 |
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旧旗巻峠頂に続く峠道 その傍らに建つ巡拝記念植樹標(平成16年3月8日) |