同じ顔ぶれ(長野県中信)全く異なる絵になる面白さ
− 2012.09.19 (水) 晴 −
 大根の種(ねずみ辛味大根、たたら辛味大根)を買いに信州新町の道の駅まで行った。そのついでに白馬・大町まで足を伸ばしミヤマシジミとクロツバメシジミを撮影し松本経由で帰宅した。
 メスを熱い目線で見詰めるオス、目を背け寄せ付けないメス・・・・何処と無く微妙な距離。

 そんな距離故に、
180mmマクロでワンフレームにジャスピンで納まってくれた。

 何か仲人になった気持ちでファインダーを覗きシャッターを切った。若い(新鮮な個体)っていいね。以下は個別に撮影した画像です。
微妙な関係のミヤマシジミ( ♂&♀ )
 メスに刺激を与え飛び立たせないよう静かにメスの後方に回り込んでオスを撮影しました。

 この方向だとブルーの輝きが最高に綺麗です。そして男はドーンと両手を広げて・・・・「ヨッシャ」と胸を張る。

 後翅が綺麗なハートマークになっています。
シジミチョウ科 ミヤマシジミ(♂) ヒメシジミ亜科 準絶滅危惧
 初々しいメス、綺麗ですね。オスに比べ、やや恥じらいを見せての開翅、この角度から移したメスは最高に綺麗です。

 こちらのハートマークも整っています。顔と思って見れば・・・・コワイですね。

 青リンで化粧をしたメスは今日も見掛けませんでした。
シジミチョウ科 ミヤマシジミ(♀) ヒメシジミ亜科 準絶滅危惧
 今日のクロツは随分と神経質でなかなか近づけませんでした。それでも何とか撮ろうと追い掛けチャンスを狙いました。結果的には・・・・この程度でした。
 本題に入る前に・・・・先日、東信のクロツの発生地なる場所を見に行ってきました。

 食草のツメレンゲらしきものが枯れ絶滅したのではなかろうかという気持ちになりました。

 そんなこともあり、大北産のクロツを撮りに足を伸ばしたわけです。
シジミチョウ科 クロツバメシジミ ヒメシジミ亜科 留意・要注目
 まだ月なので当然ヌルデは紅葉しません。猛暑の影響で紅葉の時期も多少は遅れるのかなと思います。

 写真の個体はかなり新鮮です。無傷に近いものです。そう苦なく探せたのでアサギマダラの渡りまで撮影対象になるでしょう。
シジミチョウ科 クロツバメシジミ ヒメシジミ亜科 留意・要注目
 三才山トンネルを超えたら沢筋に雲が立ち込めていました。夕立があったようです。

 家の近くまで戻ったら東の空に虹が出ていました。横から眺めるような形になりました。

 南側の立ち上がりは消え去るところでしたが北側はご覧のように鮮やかな虹です。
夕陽を浴びての虹(千曲ビューライン;東御市)
 我が家のバタフライガーデン、毎日、それなりに訪れているが新しい顔ぶれはピタリと途切れたままだ。カラスアゲハ、ルリタテハ、ツマグロヒョウモン、チャバネセセリ辺りを期待しているのだが・・・・。