短文の手紙(長野県東信) 見果てぬ早春の夢
 2013.04.18 (木) 晴
 
 一昨日の大量発生をみて、昨年の撮影場所に行ってみた。もしかしてと期待してのことだ。

 見事に大外れ、目撃はしたものの撮影チャンスなし・・・・このままでは終われない。

 そんな気持ちが高まり今シーズンの見納めと行ってみた。先客が4人、皆さん同じ思いのようだ。
食草めがけて突進  
 一昨日もカタクリともども最盛期を過ぎていたと感じた通りカタクリは萎れていた。

 数こそ舞っていたが痛んだ個体ばかり・・・・吸蜜するのでも産卵するのでもなく飛び続けていた。

 撮ってみないと損傷度合いは分からない。何とか耐えられるものが数コマあった。
  こちらを背にしてよ
 連続写真・・・ピンもそれなりに合った。多分だいぶ擦れているだろう。うまく隠せて撮れたと思う。

 今日、足を運んだ甲斐があったというもの。

 See You ・・・・来シーズンは君たちの子孫が再び楽しませてくれるでしょう。
それじゃ どっこいしょっと  
 綺麗な写真が撮れた・・・・そんな気持ち以上に素晴らしい出遭いであった。蝶を見ていろんな感情が湧く・・・・今日はそんな一日であった。
 求愛のみで終えた君たちも今日はありがとう。
  一昨日に続き激しい求愛 激し過ぎて嫌われました
 だいぶ疲れている君も本当にありがとう。
だいぶ痛んできました いよいよですね  
 コツバメが林縁にテリ張りをしていた。

 ツマキチョウのメスが飛び交っていた。全く止まらない。

 同じような環境を探索しながら帰宅した。
  コツバメ シジミチョウ科 ミドリシジミ亜科
 明日は東京経由(兄の見舞い)で仙台出張だ。兄のことがなければ宮城のヒメギフチョウを探索する予定であった。出張から戻ったらギフチョウのシーズンだ。