鬼女紅葉 (長野県北信) 今年撮影の先陣を納めるも
 2013.05.05 (日) 快晴
 現地到着時刻を見図い9時少し前に家を出た。イエローチップと斑に2頭ネライだ。2時間と読んだが2時間半近くかかってしまった。昨年に比べ残雪は殆どないに等しい。気温も上がり胸が躍る。
 何時もの場所で1時間半近く粘るもスジボソヤマキ・スジグロシロ・ルリタテハ等が時折飛んでくるだけ。

 こりゃフライングだ・・・・イエロー斑に転戦すべしと決断し車に戻ろうと林道を下る。

 隣の谷筋に撮影者が・・・・地元のOさんが少し前にオスがいたと、それじゃご一緒させて頂こうと。
谷筋を舞い上がってきました
 「来た、来た、来た」というOさんの指呼する谷側斜面に目を投じると1年ぶりに見るイエローが。

 180mmマクロでは遠過ぎるし飛翔個体の撮影はRAWで2GBをスクラップで使い果たす始末。

 1枚でもピンが合っていれば儲けものと撮りまくる。証拠写真だが見苦しくない程度のものを掲載する。
ハタザオの上を旋回しています
 ハタザオに止まる寸前の飛翔写真であり本イチのものだ。

 全てマニュアルフォーカスでフォーカッシングしながらの追尾撮影、ハタザオとイエローの付近にピンが合っている。

 それにしても被写体との距離があり過ぎる。時々止まるので超望遠(200-500mm)を持参しなかったのに悔いが残る。
吸蜜態勢に入ろうとしましたが・・・・ 加工画像(Click)
 短い間に3~4回は飛来した。谷側斜面のフキノトウに何回か止まったが遠すぎる。

 Oさんは数日前からチェックしておられたようだ。目撃は今日が初めてのようなので羽化直であろう。

 最初に粘っていたポイントには県外ナンバーの採集者がいた。風体からして確信犯だ。
スジグロシロチョウが絡んできました
 ここまでの5枚は全て飛翔撮影のものだ。普段から飛翔撮影の練習を重ね腕を磨いておけば良かった。

 撮影は証拠品レベルばかりだったが、目の保養は十分に出来た。Oさんに声を掛けたので楽しめた。
なぁんだ・・・・蝶種が違うじゃん
 接写撮影をさせて頂けるということで谷側の斜面を滑落しないよう注意して近づく。

 手前の枯枝にピンが合いフォーカスが定まらない。オート&マニュアルと切り替えている間にハチがちょっかいを出し飛び去ってしまった。

 結局ピンが甘い1枚だけ、2時を回ったのでイエロー斑には間に合わないので家路に着く。
○○名産のフキノトウに静止するも・・・・誰じゃ花をもぎ取ったのは
 明日は兄を見舞うため上京する。横浜港に入船する豪華客船の撮影に足を伸ばす予定だ。GWの帰路ラッシュで高速バスが大渋滞に巻き込まれ到着が大幅にずれたら予定変更だ。戻ったらリベンジしよう。