北信濃へ(長野県飯山市) オオルリシジミ親子観察会
 2013.06.09 (日) 晴
 昨年から始まった「観察会」、第2回目にして初参加した。東御市とは異なり「絶滅」を逃れ生き延びた貴重な野生個体群・・・・2004年に奇跡的に生息が発見され、保護を目的に2011年に公表した。
 受付開始の9時に余裕を持たせ6時半に家を出た。

 一直線に北上する菅平経由のコース、集合場所には8時を少し回った頃に着いた。

 スタッフの皆さんが集まり始めたところだ。待っている間に気温はどんどん上がる。今日は暑いぞ!
集合場所の公民館で観察会開会式
 開会式を済ませ市保有のバス(満員)で観察会場に移動・・・・正にサファリパークだ。

 当地での観察会は第2回目、来週の日曜にも開催される。1シーズン2回の観察会という訳だ。

 タイミング的には今日がベストのようだが・・・・暑すぎる陽気、結果は如何に?
公民館から観察会場にはバスで移動
 バスから降り広場でモニタリングを始めとし概況説明があった。

 周囲には、ヒメシジミ・クモガタヒョウモン・ウラギンヒョウモン等が飛び交っていた。

 発生地はもう少し上の方らしい。一斉に出発したがすぐに体力差が表面化しバラバラになった。
観察会場で説明会
 最初に見つけたのは多分私であろう。第一発見は交尾が始まったばかりの個体だ。

 駆け寄る足音に驚き分離、同時に近くの草むらからも飛び立った。
 
フィールドでの観察会
 暑さから草むらから木立へと逃れたのか草原性とは思えないシーン。

 翅を閉じじっと静止するだけ。それでも撮影出来て良かった。5~6頭ほどなので宝探しになった。
 
シジミチョウ科 オオルリシジミ(♀) ヒメシジミ亜科 絶滅危惧Ⅰ類 天然記念物(県指定)
 絶滅危惧Ⅰ類かつ天然記念物、ましてや野生個体群・・・・価値ある撮影会に満足できた。

 草むらから飛び出したもの以外飛び回る光景を見ることは無かった。
 
クララの記念移植 観察会記念撮影
 湯亭通り正午に公民館で解散、参加されていたAさんと湯田中・渋温泉方面で「北信に舞う蝶たち」を見て回った。ヒメシジミの大群に感動(ほとんどピンボケ)した。