まさか(長野県東信) 季節外れに行ったロケハン地
2013.06.09 (日)晴
 或る悲しい出来事が起きた日に「この地」に来たことがある。その忘れられない場所が発生地であるとは思いもしなかった。よって、この場所を教えられた時、そのポイントは手に取るように分かった。
 林道の入口に車を止めてから大分歩いた。

 クマ避けの鈴を一脚に2個取付、単独ではないと装った。(クマに通じるかは定かでないが・・・・)
 
アサマシジミ(♂) 発生環境
 林道上や山側の崖に「テングチョウ」がウジャウジャいた。

 その雰囲気をカメラに収める技を持ち合わせていない。ならば想像してみよう。
 
テングチョウ アサマシジミ(♂)
 ここのアサマは白馬のアサマに似ているように思う。

 この林道ではゼフ(ウラゴマダラシジミやミズイロオナガシジミ)も見られた。
 
アサマシジミ(♂) クモガタヒョウモン(♀)
 アサマはオス4頭、メス2頭を確認した。食草のナンテンハギ群生地もあり好環境のようだ。

 ヒオドシやクジャク、キタテハもテングに混じって飛び交っていた。
 
ルリタテハ アサマシジミ(♀)
 オスはやや擦れていたがメスは新鮮だった。6月中旬ぐらいが良さそうだ。

 ウラジャノメに遭えたのは奇遇だった。
 
アサマシジミ(♀) ウラジャノメ
 帰路、車を止めた近くまで来たらニホンカモシカがいた。

 過去2~3回遭遇しているのでニホンカモシカのサンクチュアリになっている。
 
ニホンカモシカ(雄) アサマシジミ(♀)
 この生息地は地元のマニアにしか知られていないようだ。貴重な棲息環境なので大切にしたいものだ。明日は変り易い天気・・・・それでも奥会津に行こう。