木曽路(長野県木曽谷) 是より南木曽路
2013.07.02 (火)晴
 奈良井川紀行のロケハンのつもりであったが、木曽谷を流れる奈良井川は木立に隠れ撮影ポイントを見つけることが出来なかった。それでも「贄川宿」から「寝覚ノ床」まで弾丸探索を行った。
 「贄川宿」の家並みは、昭和5年の大火により殆どの家が焼失してしまったという。

 考古館の受付の女性は「蝶」に詳しく話が弾んだ。
 
中山道「贄川関所考古館」   贄川(にえかわ)関所跡
 贄川宿跡の前に、中央西線に架かる陸橋が2本並んでいる。

 車道橋から歩道橋を撮影した。メロディ橋の局は「木曽節」らしい。(その時は見過ごしていた)
 
上り列車 中央西線に架かる「メロディ橋」
 奈良井川に架かる国道19号(旧道/廃)で昭和10年建設のRC開腹アーチ橋である。

 アーチの曲線が美しいというが木立に隠れ見て取れない。
 
土木学会推薦 土木遺産「片平橋」(廃橋)   奈良井川に架かる
     
 木曽の桟は元々は木曽川を渡る橋ではなく岸壁に沿って丸太を組んだ橋だという。

 対岸の国道19号の下に石積みの名残が見てとれる。
 
木曽の桟(かけはし)
 名所「寝覚ノ床」を訪れるのは、多分45年振りだと思う。

 県歌「信濃の国」の第四章に「木曽の桟」と「寝覚ノ床」が詠われています。
 
名所「寝覚ノ床」 売店から見下ろす
 木曽路を歩いて旅すると、何処かで「木曽の妖精」に出遭えるかも知れません。

 贄川関所考古館で頂いた「信州木曽路;中山道を歩く」を読み返す。
 
占有区域の見張りをする「木曽の妖精」
 私には読み切れない「梅雨の晴れ間」・・・・貴重な体験が出来た。翌日から梅雨後半に突入し「梅雨本番」という日が続いている。(7/5記)