立秋(長野県中信) 立秋に見る草原の蝶
2013.08.07 (水)快晴
 暦は立秋、陽気の方は猛暑が戻ってくるようだ。7時に出掛ける予定だったが薄曇り、気が重くなった。折角、フィールドに出ようと重い腰(腰痛)を上げたのだからと30分遅らせ家を出た。
 先日、空振りしたポイントに立ち寄る。今日もお目当ての蝶は顔を見せない。

 探し回っていたら、こんなところにもホシチャがいた。
 
セセリチョウ科 ホシチャバネセセリ セセリチョウ亜科 絶滅危惧Ⅰ類(長野県)/絶滅危惧Ⅰ類(環境省)
 アカセセリは大分擦れてきた。小画像の個体は赤味がかっていた。これぞ「アカセセリ」と言うのかな。

 この場所で一番多く見られた蝶だったかもしれない。
 
セセリチョウ科 アカセセリ セセリチョウ亜科 準絶滅危惧(長野県)/絶滅危惧Ⅰ類(環境省)
 昨年の今日もこの場所でアサマシジミ(♀)を見た。

 旬な個体を撮ろうと思ったのも昨年同様、まあ今シーズンは大分撮りまくったから可としよう。
 
シジミチョウ科 アサマシシミ ヒメシジミ亜科 準絶滅危惧(長野県)/絶滅危惧Ⅰ類(環境省)
  
 今日の本命はホソバセセリだ。昨年に比べ、数が少ない。少ないというより探し回るも1個体のみだ。

 運よく現着、車を止めた横の草むらにいた。
 
セセリチョウ科 ホソバセセリ セセリチョウ亜科
 LEDライトを照射し開翅を試みるもこの程度どまりだ。

 確認出来たのは1個体、それも新鮮な個体だ。昨年より発生が遅れているのかも知れない。
 
セセリチョウ科 ホソバセセリ セセリチョウ亜科
 ヤマキチョウの発生地に行って見た。現着と同時に目前を横切った。

 見失わないよう追いかけ腰痛を気にしながら草が生い茂る斜面を恐る恐る降りる。滑ったら川だ。
 
シロチョウ科 ヤマキチョウ モンキチョウ亜科 絶滅危惧Ⅱ類(長野県)/絶滅危惧Ⅰ類(環境省)
 現地に行くまではヤマキチョウのことは頭になかったのでサプライズだ。気分がハイになったので、チーズケーキ工房でいつものようにお菓子を土産にと買った。