ご利益 (長野県) 初日の出を拝むご褒美
2014.01.01 (水) 快晴
 今朝は日が昇らぬうちからご来光の撮影に出掛けた。(当たりまえ)・・・・「早起きは三文の徳」という諺通り、その「ご利益」が早々に現れた。
 昨年は道具を用意したのに「登山」をしないで終えた。

 今年こそ「有言実行」で・・・・妻と近い午後になったが、村時代の本局まで年賀状の投函を兼ね散歩に出かけた。

 14時前に出掛け帰宅は15時半を回った。九十九折の急坂を30分強で下り、平坦道の周り込みに30分、体格の良い男性が運転する原付だと止まってしまう急坂上りに30分というコースだ。
当地の日照時間の長さは信州一かも
 集落の先に見える耕地の先は千曲川に流れ込む台地からの沢だ。

 右手の小山は沢を挟んだ台地、いずれも千曲川とは標高差で百メートルの断崖になっている。

 里は市内で雲に隠れているのは浅間山系の三方ヶ峰(池の平湿原)である。
家から数百メートル上った場所から隣組4軒の集落を眺める
 里に下り鹿曲川を渡ったところに郵便局がある。その駐車場から我が家がある台地を見上げる。

 里の上空は雪雲、我が家の頭上は青空だ。この違いが通常だ。よって台地には無数の溜池があるのだ。
 
標高差100m強 気温で1℃の差がある
 
 写真のT字路の標高は533m、我が家の標高は652m、標高差で120mを沢沿いに直線に近い6m車幅道を1300m強上る。

 傾斜角で120/1300、緩い場所もあるので急坂はこれ以上だ。

 上下中央部に千曲川河岸段丘の対岸が見える。この辺りの川床は岩がむき出しになっているので蝶の生息地には成り得ない。
右方向300mほどに道の駅「みまき」がある
 T字路から50mほど上る。白線上白く見えるのは妻の後ろ姿だ。

 一気に二人の間隔が開いてしまった。写真を撮っていたということもあるが、妻の方が健脚という証。
 
妻との健康度の差
 上の写真のカーブ、右側法面で白いものを見つけた。

 何と「ウラギンシジミの越冬体」ではないか・・・・今日は穏やかな日和だといっても1月1日、毎朝氷点下-10℃近くなる場所ですぞ!
 
ウラギンシジミの越冬体
 家に着くと早速テラスの温度計をチェックした。15時の気温は3.5℃だった。今シーズンの観察テーマの一つに「越冬蝶の撮影」を挙げていた。初日の出、ご来光を拝んだご利益があったというものだ。