桜の名所 (長野県) 近所の桜景勝地
2016.04.11 (月) 春
 昨日は、満開桜も曇空に同化し絵にならなかった。そこで、リベンジというほどのことではないが「近所の桜景勝地」を一回りしてみた。
 先ずは昨日の撮り直し、我が家から里に下る道を数100mほどの場所にある「桜並木」(500m強にわたる)。全ての撮影に言えることだが、やはり適切な露出が得られれば写りは良くて当たり前だ。
 
 
 
 所在地区の千曲川左岸の堤防上に植えられている桜だ。小路に工事車両や重機が置かれていたので以下2枚のみ、遠景の山並みは浅間山系の三方ヶ峰で、我が家から眺められる(バタフライガーデンの借景)名峰だ。
 
 以下3段は市内の隣区域。千曲川左岸河川敷にある発電所取水口だが、千曲川の洪水災害工事として小諸藩主牧野康哉の命を受け、里庄(妻の実家)が5年の歳月を費やして築いた「安政の川除」(1859年)である。
 
 その場所と、かつての県道沿いに桜が植わっている。妻の祖父(明治)が植えた桜なので古木ばかりだ。昨日は何組もの花見客がいたが、今日は寒く一組だけ・・・・車で風除けをしていた。
 
  古木ゆえ大分傷んできている。個人の所有物でないので市として保存管理をして欲しいと思う。桜は若木より古木の方が絵になる美しさがある。
 
 我が家の北側は千曲川の河岸段丘で130mを越える断崖絶壁が続いている。いわゆる台地の北側に当る部分で、千曲川の左岸沿いに昔の県道が走っている。我が家の位置は「道の駅」がある浸食谷の上部、その辺りで撮影した河岸段丘の崖面、こんもりした山は河岸段丘の膨らみで「布引観音」がある場所だ。コブシが満開、遠景は浅間山系で右端が浅間山である。
 
 千曲川沿いに左岸を遡り小諸城(小諸なる古城のほとり・・・・)の真南の河岸段丘で垂直の崖になっている。
 
 この断崖をモチーフにした人がいる。私も後援会員の一人だが、東京藝大の美術学部の現学部長で、旧同村出身者の名士です。