初雪 (東御市) うん十年ぶりの早や雪
2016.11.24(木) 雪
 「小雪」を迎えた一昨日、「旅の未知草」(芭蕉句碑と御斎所街道)で走った国道6号の沿岸に1~2mの津波が押し寄せる「福島沖」地震(M7.4/震度5弱)が起きた。地球史次元では1秒の差もない。そして、今朝は「初雪」、しかも積雪20cm。今年の降雪は早いとの予報通り、関東では半世紀ぶりの早や雪と各局が報道している。
 
柿すだれ一つふたつと吹流し
 句説;「よしなさい」と言う我が声も聞こえぬふり、「これが美味しいのよ」と、一つ二つと摘み食いする妻の笑顔。その笑顔を眺める楽しみで今年も吊るし柿をつくった。(川柳講座の自由題句だが、俳句でも良さそうだ)
 
 「大根とねぎ」は、雪の下になっている。今年は大目に土寄せし、そのまま冬越しをさせようと思っている。それには、もう少し盛り土をしないと・・・・11月の早雪に戸惑っている。
 
 朝の除雪前に、なるべく踏跡をつけずに撮影、重たい雪で除雪にひと苦労。小雪がちらほら舞う一日ゆえ、午後は写真展の最終準備・・・・我ながら「なかなか」の出来栄えとニンマリ。
早や雪に野沢菜漬けも除雪付
 句説;毎年「野沢菜漬け」は初雪前に済ませている。寒さの中での水仕事、この分では段取り仕事に「除雪」が加わりそうだ。(12月の川柳講座の「自由題の宿題句)
 
 軽井沢での積雪は23~25cmとか、ここは軽井沢に準ずる寒さだ。この2枚は夕方に撮影したもの、晩秋なのに初冬のようだ。
 12月の川柳講座の宿題で、「お題」指定の3句は出来上がっている。「うまい」「うっかり」「未練」の順で。
美味しいとその一言が言えぬ野暮
物忘れついうっかりとすまし顔
撮り逃す蝶に未練の空写し〇〇〇