高原へ 女神湖・白樺湖・霧ヶ峰
2017.011.3(金) 快晴
 秋雨や台風で長雨が続いた秋、「文化の日」は雲一つない秋晴れになった。所要を済ませ11時少し前に「紅葉の終盤」でもと近隣の散策を・・・・。
 「女神湖」は横目に通過ばかり、じっくり味わおうと湖畔の遊歩道を反時計回りで一周(1.5km)した。新しく購入した EOS Kiss9 はキヤノンの 55-250mm が装着されている。やはり 18-250mm に慣れているのか風景撮影には全くの戦力外、発注(10/25)済みの 18-400mm の入荷は年を越しそうだ。従って、採用は TG-4 のみ。
 
 「女神湖」(立科町)は農業用に建設された人造湖(赤沼温水溜池・赤沼溜池とも)、蓼科山は別名を女神山とも言われ、ここから「女神湖」と名付けられた。
 「白樺湖」(立科町/茅野市)の周囲は 3.8km 、女神湖の 2.5 倍強、「女神湖」と同様の農業用の人造湖、一周散歩は到底考えていない。それでも往復で、湖畔遊歩道を 0.5km 歩いている。白樺湖で昼食を獲った。
 
 遊歩道の下、筋てなく帯でなく面で水が流れ込んでいた。振り続いた雨が、更に更に濾過され綺麗な水となって切れ間なく流れ込んでいる。
 対岸後方左端に車山が見える。右端が大門峠になる。白樺湖の花火大会は有名である。標高は、白樺湖 1,416m、女神湖 1,540m、蓼科山 2,530m、車山 1,925mだ。この後に向かう霧ヶ峰は車山の後方に位置する。草原の裾縁をビーナスラインが走っている。
 この後「ビーナスライン」を霧ヶ峰を経て「霧の駅」まで往復。
 車山の山頂下方に展望台があり「蓼科山」と裾野にある「白樺湖」が一望できる。左端後方(遠方)に見えるのは浅間山系の黒斑山と浅間山である。険しいアルプスの山並みから長閑な広がり、信州の景色は多様性に富み旅人を楽しませてくれる。女神湖でも意味不明な言語が何種類も耳に入ってきた。・・・・こんな所に外国人が!
 八ヶ岳の右裾野に富士山が霞を纏って陣取っている。ビーナスラインの「富士見台」(画像)と「池のくるみ踊場湿原」付近からの展望が素晴らしい。
靄る絵やカメラか我か年寄りて
 「霧の駅」で土産を買いソフトクリームを食べ15時半に帰宅した。ここ数年、フィールドでの蝶撮影が激減したので霧ヶ峰高原も遠ざかっている。来シーズンは数回程度来てみよう。