羽黒山(福島県相馬市) ; 戊辰の役旗巻古戦場

− 2002.3.2 (土) 晴れ −

 蝶と里山の浪漫紀行の「山野草の花園」コーナー、今年の特集として「亘理地塁山地に咲く花」を企画しました。

 鹿狼山の南方約5Kmにある羽黒山(はぐろさん;346m)を、撮影対象の南端部にしようと思い探索してきました。
 
相馬市初野地区からの山容(左の貝殻状) 「羽黒の湯」手前の鳥居が登山口
 岩沼を8時に出発、国道6号線を南下し福島県新地町駒ケ嶺で国道113号線に右折、相馬工業団地を横切ると県道大内黒木線の初野地区に出ます。県道を左折しすぐ右手に「羽黒の湯」の看板があるので右折します。

 羽黒の湯手前の鳥居(右上写真)が登山口で、9時過ぎに着きました。相馬工業団地を通り抜ける際、前方に登山意欲をそそる三角形に尖った山が見えました。これは羽山で、目的の羽黒山は左手貝殻状の山です。(左上写真)
 
羽黒山の山頂にある出羽神社 陣屋跡脇にある旗巻古戦場碑
 登山口の鳥居をくぐり、緩やかな竹混じりの杉林を行くと小さな沢に木橋があります。この木橋を渡り20分程で林道に出ます。林道を左手方向に登って行くと、15分程度で出羽神社駐車場に着きます。山頂の出羽神社までは10分足らずです。

 標識は全くありませんが、小さな沢の木橋を渡ること、林道に出たら横切る山道に入らぬこと、この2点に注意すれば45分もあれば山頂に着きます。登山口から林道間の杉林、カタクリの咲く季節が楽しみです。
 
南砲台場跡(陣屋跡から南東800m) 北砲台場跡(陣屋跡から北東400m)
 羽黒山を後に歩測で約2Km、旗巻峠(標高200m)まで簡易舗装の農道歩きです。旗巻古戦(戊辰の役;明治元年)場跡〜旧旗巻峠頂〜南砲台場跡(正午昼食)〜北砲台場跡〜羽黒山出羽神社駐車場〜登山口、14時少し前に下山しました。

 史跡巡りの山歩き、5時間弱、万歩計のカウンタは17800歩、体調を崩した後だけに少し疲れました。登山口奥にある羽黒の湯(神泉湯羽黒霊泉/沸かし湯400円)で汗を流し、16時過ぎに帰宅しました。