蜻蛉(トンボ)と水辺の浪漫紀行・・・・蝶と里山の浪漫紀行と似たようなタイトルになってしまいました。トンボはチョウよりデリケート、生息環境の汚染や破壊によってチョウより減少しているようです。これから、蝶に加え蜻蛉も追いかけるつもりです。
そもそもチョウに興味を抱いたキッカケがトンボだったのです。中学生の部活、昆虫クラブの顧問であった理科の先生がトンボを研究していました。へそ曲がりの私は同じものには興味を持とうとせず、チョウにしたまでのことです。
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三方塚から流れ出す志賀沢川 |
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四方峠から流れ出す水が最初に入る水田 |
蝶を求めて里山歩き、トレッキングシューズです。蜻蛉を求めて水辺歩き、ゴム長です。車のトランク、また一つ常備品が増えました。
今日は初めてのトンボ撮影です。岩沼から村田に向け9時30分に出発、三方塚から流れ出す志賀沢川の脇に車を止め水辺に降りると、羽化したばかりの未成熟態が一斉に舞い上がりました。
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コサナエ |
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シオヤトンボ |
種の特定、けっこう難しいです。左上の「コサナエ」間違っていたらご免なさい。左下の「ホソミオツネントンボ」は越冬態です。産卵期になると、枯れ葉色であった体は美しい青白色に変わります。
ホタルが生息する村田町の荒川でチェックした後、谷山温泉の横を通り兵糧館展望台に向かいました。ツマキチョウのメスを目撃したものの撮影はできませんでした。
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ホソミオツネントンボの夫婦 |
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ウスバシロチョウ |
兵糧館展望台で昼食をとり、四方峠に向かいました。四方峠口でウスバシロチョウを撮影、もう羽化しているなんて今年は早いですね。
トンボの撮影は、チョウと違い静止期間が長いので撮り易そうです。でも、種によっては止まってくれないものもいます。蜻蛉と水辺の浪漫紀行、第一章はまずまずでした。
生活排水や農薬による水の汚染、水耕田改良によるU字溝化でヤゴの棲めない小河川になってしまった。地球は、人間だけのものではないはずです。共存できる環境に戻したいものです。
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