村田ダム(宮城県村田町);蝶より多い蜻蛉たち

− 2002.5.25 (土) 晴れ −

 5月22日は、蝶と里山の浪漫紀行が始まった記念すべき日でした。仕事が入っていたので、満3周年記念の里山歩きは今日に延期しました。

 昨日、今年初めての落雷が鳴り響き、今朝の空の色は夏の到来を感じさせました。里山歩きでなく、村田ダム上流にある「谷山いこいの広場」に山菜(フキ)採りに行きました。
 
谷山いこいの広場を流れる荒川 砂防ダムでトンボを捕ろうと・・・・
 林道脇のフキはまだ若く、皮を剥かなくても食べられそうです。もう1〜2週間経ってからの方が良いでしょう。それでも太そうなものを選び、スーパーの買い物袋に2つほど採りました。

 林道脇の至る所に湧き水が流れ出し、その付近にはヒガシカワトンボが多く、舞い上がって太陽の光が当たると胴体がブルーに輝きとても綺麗でした。
 
ヒガシカワトンボ(♀) ヒガシカワトンボ(♂)
 シオカラトンボ(♀)は、通称「ムギワラトンボ」と呼ばれて親しまれているトンボです。そういえば麦畑は、殆ど見かけなくなりました。

 初夏を感じさせる蝶の一つ、クモガタヒョウモンが丁度咲き始めたアザミの花で吸蜜していました。また、ウスバシロチョウ、クロアゲハ、ツバメシジミ、ミスジチョウ、ダイミョウセセリ、コチャバネセセリなども舞っていました。
 
モイワサナエ シオカラトンボ(♀)
 まだ奥羽山脈に残雪があります。泉ケ岳あたりは登っても良さそうです。梅雨入りしないうちに少し高い山に登りたいと思っています。昨年の梅雨入りは6月6日でした。暦の入梅は、私の誕生日です。