青麻山(宮城県蔵王町);何時もの通りが安心

− 2002.5.29 (水) 晴れ −

 昨日に続きとても良い天気ですが、午後からは崩れるとの予報です。梅雨入りの前に、奥羽山脈の山に行ってみたいと思っています。

 今日の予定が急遽なくなったので、10時過ぎに家を出て青麻山にスミナガシとアオバセセリの乱舞を見に行ってきました。
 
無線中継所登山口より眺める山容 伐採地との境界線が登山道
 蔵王町宮中学校脇の道を入り、青麻山遊歩道の看板がある場所を左折し宝龍大権現神社脇の水源地を過ぎるとヘアピンカーブがあります。毎年アザミが咲き、アゲハが多く吸蜜にきています。

 今年もクロアゲハが幾つも舞っていました。変わらぬ風景に、何故かホッとしました。今年は、アザミの根元にウスバシロチョウの夫婦がいました。
 
クロアゲハ クロアゲハ
 無線中継所登山口に着いたのは11時40分、余裕をみて13時に山頂、そこでお昼にしようと登り始めました。

 1ケ月ぶりの山歩き、大岩手前の心臓破りの急坂辺りからバテ気味、野鳥のさえずりや今年最初に聞くセミの声に癒され山頂に着いたのは何と13時30分でした。

 山頂でのスミナガシとアオバセセリの追飛、羽音をたて耳元を通過、スミナガシが時々帽子にとまる。これを味わうため、3年続けてこの時期に登っています。
 
クロアゲハ ウスバシロチョウ
 山頂でのスミナガシとアオバセセリ、チャンスに恵まれず撮影できませんでした。でも、アザミに集まるクロアゲハや山頂でのスミナガシとアオバセセリの追飛、毎年の同じ時期に間違えなく出会える。とても安心します。少し疲れましたが、1ケ月ぶりの山歩き楽しく過ごせました。