三宝荒神山(山形県山形市);中央蔵王の高原歩き

− 2002.8.7 (水) 晴れ −

 神室岳に登る予定でしたが、単独行のため(妻の許しがなく)中央蔵王の散策に変更しました。7時45分に家を出て、刈田峠に9時に着きました。昨日は、この夏で最高の暑さでした。アサギマダラがいるのではと、期待した道草でしたが全く影一つありません。

 中央蔵王の高原歩き、コースは次の通りです。刈田駐車場(1600m)→馬の背(1700m)→熊野岳(1840m)→地蔵山(1736m)→三宝荒神山(1703m)、往路を引き返し熊野岳非難小屋→名号峰方面へ少し様子見(1772m)→馬の背→刈田岳(1758m)→刈田駐車場です。
 
地蔵山と三宝荒神山(熊野岳より) 熊野岳山頂とワシ岩(ワサ小屋跡より)
 熊野岳から岩場の急斜面を下ります。左上写真だと足元の急斜面が写っていないので、右上写真で説明します。ワシ岩の左側に崩落場所が見えます。その少し左側の岩場にショートカットの登山道(見えている斜めの登山道は避難小屋に続く登山道です)があります。

 左上写真、日当たりになっている中央左のピークが地蔵山です。その右側の日陰になっているピークが三宝荒神山(さんぽうこうじんやま)です。熊野岳山頂から地蔵山経由で三宝荒神山まで、1時間程度の道のりです。
 
三宝荒神山(地蔵山より) 夏の樹氷原(蔵王地蔵尊)
 地蔵山と三宝荒神山の間の鞍部に、蔵王ロープウェイ山麓線の「ざおうさんちょう」駅があります。お年寄りや幼児も来れる場所で、地蔵尊が祭られてあり、木道の遊歩道が整備されています。冬は樹氷で有名な場所です。

 地蔵山の北斜面に築かれた木道の脇、刈田峠のお花畑では散ってしまっていたキンコウカが一面に咲いていました。
 
地蔵山(三宝荒神山より) 地蔵山の北斜面に築かれた登山道
 熊野岳や地蔵山、三宝荒神山でアサギマダラの優雅な舞を見ることができました。また、熊野岳の山頂はもとより、名号峰に続く北東斜面では、盛りこそ過ぎていますが「コマクサ」が一面に咲いていました。

 刈田駐車場を9時15分に出て、同14時30分に戻りました。5時間強、万歩計のカウンタは18000歩、真夏の奥羽山脈は涼しく気分爽快でした。

 熊野岳で、火山岩を拾ってきました。1日に死んだシロちゃんの墓石にするつもりです。