天童高原(山形県天童市);コスモスベルグ

− 2002.8.28 (水) 晴れ −

 天気予報だと、宮城は雨で山形は晴れでした。昨夜の段階で、高い山は辞めた方が無難だが、知っている山なら大丈夫(私の予想だと晴れ)だと思っていました。朝の空模様、今回も私の予想が的中していました。天気予報、当てにならないぞ!

 山歩きは辞めて天童高原(山形県天童市)に行くことにしました。家を10時20分に出発、村田町を抜け川崎町の笹谷ICから山形道に乗り山形北天童ICで降りR48を関山峠方面に、天童高原に着いたのは11時30分でした。
 
キャンプ場から見渡す天童高原 キャンプ場から見渡す天童高原
 天童高原(スキー場)の最上部に、天童高原キャンプ場があります。キャンプ場は、面白山の登山口でもあります。平日なのでキャンプ場の利用者はいませんが、駐車場には数台の乗用車が止まっていました。

 上の写真2枚は、キャンプ場から天童高原を見渡したものです。ゲレンデが草原になっていて、左写真は左側、右写真は右側を撮ったものです。のどかな景色を眺めながら昼食をとりました。

 左下写真は、駐車場脇の展望東屋から背後の山並みを撮ったもので、中央が南面白山、左後方が大東岳、右後方が小東岳です。大東岳と小東岳は、先日登った神室岳がある二口山塊の山です。
 
天童高原から眺める南面白山と二口山塊 仙山線面白山高原駅直下の紅葉川渓谷
 天童高原を後にして、すれ違いの困難な細い簡易舗装道を通って面白山高原に向かいました。左上写真でいうと、南面白山の手前に見えるスキー場です。この細い道は山寺に抜ける道で、下り切った所に仙山線の面白山高原駅があります。

 駅は無人駅で、自由にホームに入れます。工事中で通行禁止になっていましたが、ホームは紅葉川渓谷遊歩道の川上入口になっています。沢まで降りる遊歩道で、見たことのない蝶が行く手の草むらから舞い上がりました。チャンスは1枚だけ、左下のツマジロウラジャノメ(タテハチョウ科のジャノメチョウの仲間)です。
 
ツマジロウラジャノメ イチモンジチョウ
 面白山高原駅からわずか登るとスキー場のリフトがあり、一帯を面白山高原と称し「コスモスベルグ」としても知られる場所です。コスモスベルグ(Berg;ドイツ語で山の意)は、約100万本のコスモス(Click Me !)が咲きほころぶ約7haのお花畑です。

 ここは山形市なので、タイトルの「天童高原(山形県天童市);コスモスベルグ」は誤りになりますが、硬いことは言わないことにしましょう。
 
面白山高原のコスモスベルグ オオウラギンスジヒョウモン
 そう言えば、宮城県に高原ってありましたっけ・・・・。う〜ん・・・・「栗駒高原」「泉高原」「七日原高原」???

 高原が少ないということは、蝶ファンや山野草ファンにとって寂しいことですよね。