二口渓谷(宮城県仙台市);糸岳表磐司の大岩壁

− 2002.10.05 (土) 晴れ −

 今日は珍しく6時起床です。起きた時は小雨でしたが7時半頃には陽が射してきました。例の如く目的地は後で決めればよし、とりあえず山行きだけを決めました。

 9時少し前に友人の車で走り出したものの行き先未定、コンビニでおにぎりを買い蔵王方向に向け岩沼を脱出、それなのにまだ未定です。村田に入った時点で空模様を見て判断、結論は「不安定なので山歩きは中止、二口渓谷沿いの林道歩きにしよう」ということになりました。
 
天然記念物の姉滝(現在は姉妹滝) 磐司岩(姉滝近くの二口林道から)
 大東岳登山口があるキャンプ場に、10時に着きました。以前に来た時は、二口林道はここで通行止めでした。今回は表磐司まで行けるとの案内板がありました。林道歩きが目的なので、キャンプ場入口の駐車場から歩くことにしました。

●天然記念物の「姉滝」は昭和20年に爆撃で崩落し、2つの滝になったことから「姉妹滝」とも称されています。

●磐司岩は、糸岳(1228m)の東稜線に高さ100〜180m全長3〜4kmにわたる大岩壁です。
 
二口沢 二口沢(湧き水近くの橋より)
●二口沢は名取川の上流で、磐司岩の糸岳の南側支流です。北側の大行沢とともに美しい渓谷をつくり随所に滝やら石橋(しゃっきょう)を造り出しています。

 この一帯の紅葉は、いつであったかポスターで見たことがあります。岩壁とのコントラストで見事の一語に尽きます。
 
二口沢の滝(白糸の滝となり) 糸滝沢の白糸の滝
 表磐司の先に湧き水があり、水汲みの車が数台停まっていました。二口林道は、そこで通行止です。防災工事の人に許可を求め、二口峠まで行ってみようと思いました。

 白糸の滝に着いたのは12時15分、ここから峠頂まで3km弱もあります。そのうえ、金網の遮蔽扉で前面通行禁止になっていたので、白糸の滝を見て引き返しました。途中で昼食をとったので、12時30分、万歩計のカウンタは7800歩でした。

 ●白糸の滝は、糸岳から流れ出す白糸滝沢が岩壁を静かに流れ落ちるものでした。白糸の滝に渡る木橋があったようですが今はありません。白糸の滝の下流側に糸岳登山口があるようです。
 
磐司岩(白糸の滝近くの二口林道から) 渓谷沿いの二口峡谷自然歩道
●姉滝から二口峡谷自然歩道(全長2100m;約1時間)を通ってキャンプ場まで戻りました。自然歩道は二口沢沿いにあり、渓流の音が足の裏から聞こえてきました。ところで、この一帯を二口渓谷というのに何で二口峡谷自然歩道と名付けたのでしょうか。

 キャンプ場近くの川原では、大勢の若者たちがバーベキュー・芋煮会を楽しんでいました。美味しそうな匂いを嗅ぎスタート地点に戻ったのは14時25分、所要4時間半、万歩計のカウンタは16400歩でした。