撫倉山(宮城県大和町);七ツ森のパノラマ峰

− 2002.12.23 (月) 晴れ −

 99年5月22日に旗巻峠で始まった蝶と里山の浪漫紀行、その山歩きは今回で200回を数えました。00年9月30日に蔵王の屏風岳で右足首を骨折し、再開したのは01年3月10日の加護坊山でした。3年7ケ月(正味3年強)で200回、平均で6日に一度の山歩き、よほどの暇人なのですね。

 200回記念は想い出になる山と思っていましたが、12月の後半ということもあり近場の里山にしました。仙台の北にポコポコと並ぶ御伽噺にでてくるような山で、七ツ森といいます。その中で最も眺望が素晴らしい撫倉山(なでくらやま)で、標高は354mです。
 
冬枯れの雑木林 蟻ノ戸渡し
 9時に家を出て、湯名沢登山口に着いたのは10時15分でした。このコースで七ツ森に入山するのは01年11月24日に次いで2度目です。10月の花塚山(福島県川俣町)と新川渓谷歩き(仙台市)、11月の蕃山(仙台市)に続き妻が同行してくれました。

 県南平野部は雲一つ無い青空でしたが、県北から奥羽山脈は雲で覆われ雪が舞っているようでした。登り始めた時と下山半ばの頃に霰雪が降り、落葉を敲く音が雑木林に響きわたりました。
 
南の眺望は仙台市 北東の眺望は仙北平野
 撫倉山の山頂は10人程のパーティで満杯だったので、山頂北側にある天狗のすもうとり場の岩場でお昼を食べました。

 湯名沢登山口に戻ったのは12時45分、往復2時間半、万歩計のカウンターは5300歩でした。
 
七ツ森湖と泉ケ岳 左より蜂倉山・大倉山・撫倉山・松倉山
 下山後、七ツ森湖に周りました。左上写真から見下ろした七ツ森湖の湖畔から撫倉山を眺めたのが右上写真です。

 今年の山歩き、これが最後になるでしょう。