太白山(宮城県仙台市);小雪に咽ぶ名取富士

− 2003.03.20 (木) 晴れ −

 蝶の羽化、今年は昨年より遅いですね。今日の太白山歩きから推測すると、どうも今年の出会いは4月にずれ込みそうです。

 昨年は、2月25日に阿武隈川でモンキチョウを見たのを皮切りに、3月20日に三方塚でルリシジミ、23日に太白山でエゾスジグロシロチョウ、25日に深山でキアゲハとベニシジミ、28日に太白山でヒメギフチョウと続きました。
 
太白山山頂から仙台を眺める 突然小雪が・・・
 今日の平野部は左上写真のように青空が広がっていました。太白山の駐車場に着いたのは11時でした。明日は春分の日、太白山の天気は時折小雪が舞うもののそう寒くはありませんでした。

 まず自然観察センター近くの、ヒメギフチョウの出現ポイントへ直行・・・・全く、その気配はありませんでした。同ポイントで見られる青系のキクザキイチゲも、まだ咲いていませんでした。
 
セリバオウレン キンポウゲ科 マンサク マンサク科
 セリバオウレンが見所です。マンサクも咲いていました。マンサクといえば、ミズイロオナガシジミの食草とか・・・・。蝶の野原では、カタクリがツボミをのぞかせていました。もう一週間もすれば、ヒメギフチョウも羽化するでしょうね。
 
カタクリ ユリ科 小雪に咽ぶ名取富士
 今日の山歩きは、駐車場〜自然観察センター〜であいの道〜太白山〜やすらぎの道〜駐車場、約3時間、万歩計のカウンタは7250歩でした。次は、ヒメギフチョウに逢うときです。