三方塚(宮城県岩沼市) ; 雑木林に春の訪れ

− 2003.4.1(火) 晴れ −

 午前中に市内某社の経営相談を済ませ、友人の誘いで三方塚に行ってきました。大師林道終点にある志賀高原ハイキングコースの大滝登山口に11時に着き、荒れ放題になっている右側の沢伝いのコースを選びました。

 すでに自然に回帰した登山道は、笹やら藪で今の季節しか歩けません。途中の沢沿いでは、ウグイスが鳴き、カタクリが咲き、ルリシジミも数頭舞っていました。フキノトウが大分採れたので、今夜のおかずは天婦羅かな・・・・
 
カタクリ ユリ科 ルリシジミ シジミチョウ科
 藪をこぎ手の甲にひっかき傷をつくり、やっとの思いで三方塚の山頂にたどり着きました。三方塚の山頂は、岩沼市と名取市と村田町の3境界にあります。ここから名取市と村田町の境界沿いに北上する林道歩きが今日のコースです。

 注意深く見ないと見逃してしまうホソミオツネントンボを偶然みつけ撮りました。少しピンボケかな・・・・
 
三方塚から北上する林道が本日のコース ホソミオツネントンボ アオイトトンボ科
 林道脇には、スミレやシュンランが咲き始めました。スミレは、ようやく3株見つけたので、これからでしょう。シュンランも、ツボミが膨らんできたところです。雑木林に春の訪れを感じました。

 とても暖かい日なので、ヒオドシチョウ、キタテハ、ルリタテハが林道上を元気に舞っていました。スジボソヤマキチョウを目撃しましたが撮影できませんでした。
 
スミレ スミレ科 シュンラン ラン科
 林道が登山道に変わり、急な坂道を下り切ると川がありました。多分、五社山の西側、約1kmぐらいの地点だと思います。渡渉点から少し川下に行くと道が分からなくなったので、そこで引き返しました。

 バイクのタイヤ痕があったので、沢を下ると何処かの林道に出るのでしょう・・・・
 
渡渉地点は増田川の上流? この辺りで道が消えたので折り返す
 今日の山歩きは、ゆっくり歩いたので約4時間かかりました。万歩計のカウンターは、12000歩ぐらいでした。登山口から少し歩いたところでカウンターをリセットしたので推定値です。

 三方塚の山頂近くで、今迄の山歩きで出会ったことの無い小動物を見ました。撮影できなかったので記憶を頼りにインターネットで調べたところ、多分ですが“ホンドテン”だったような気がします。クリーム色の太い尾が印象的でした。