庄内路(山形県) ; 庄内路を日本海へ

− 2003.5.2(金) 晴れ −

 何処に行くか決めずに家を10時30分に出て、名取のセルフスタンドでガソリンをお腹一杯にし、さてっと・・・・この方向だと、泉ケ岳か定義如来か・・・・妻は、鳴子がいいと言うけど遠すぎるとの理由でボツ。何だかんだと言いながら車を走らせ、結局のところ、秋保から作並に出て、山形方面に行ってみようということになった。

 4月29日は、結婚記念日でした。しかし、4月30日〜5月1日に、私の心臓カテーテル検査(狭心症の疑い)があったので結婚記念行事を延期しました。その検査結果が“心配なし”とのことで、今日のドライブになった訳です。それにしても、安心料6万円強は痛い。その分、結婚記念行事は安くしないと・・・・。
 
国道48号関山峠先の萱倉沢 左写真の右斜面岩場にサル軍団が
 国道48号関山トンネルを抜けると山形県東根市である。少し早かったがトンネルの先に車が止められる空き地があったので、車を止め萱倉沢に下り岩場で昼食を食べた。

 車に戻ってくると、大型トラックの運転手さんが対岸の岩場を指し「サルが居るよ」と教えてくれた。居る居る、15匹前後のサルが木にぶら下がったり、岩場で毛づくろいをしたり、正にモンキーパラダイスである。
 
最上川の芭蕉乗船の地(新庄市本合海) 最上川の白糸の滝と舟下り
 この時点でも、何処まで行くか決まってない。ただ、ひたすらに車を走らせる“目的地なきドライブ”である。車は東根市から新庄市へ、最上川の芭蕉乗船の地で休憩し大きく蛇行する最上川を撮影した。
帰路に撮影した夕陽に映える芭蕉の碑(Click Me!)です

さみだれをあつめて早し最上川  芭蕉
 
 最上峡(Click Me!)を越え白糸の滝が見えるドライブインに立ち寄り、白糸の滝を撮った。運良く舟下り(帰りの便なので舟上り?)の一艘がフレームに収まった。
 
 ところで最上川の源流は? 調べようとしていたら、今朝の日本経済新聞東北版に関連記事が載っていた。→最上川は米沢市の西、吾妻山を源流とし、酒田市から日本海に注ぐ一級河川。流域面積7040平方キロメートル。球磨川(熊本県)と富士川(山梨県、静岡県)に並ぶ“日本三大急流”として知られている。
 
南から眺める鳥海山(余目町庄内平野越え) 西から眺める鳥海山(遊佐町吹浦川越え)
 庄内平野は田植えの準備で水田に水が張られていた。国道47号、酒田市の手前、余目町の農道より鳥海山を撮った。ここまで来て初めて、霞に打ち勝って山容が映っている。
 
十六羅漢岩(遊佐町吹浦) 十六羅漢岩から眺める日本海(遊佐町吹浦)
 秋田県との県境である遊佐町、鳥海山がある地所である。何だかんだで鳥海山の真西、日本海に面した吹浦まで来てしまった。走行距離は丁度200kmである。鳥海ブルーラインが日本海にぶつかるところに“十六羅漢岩”がある。そこで日本海を眺め、今日のドライブの最終地として帰路に向かう。

 吹浦の国道7号沿いの海産物売店で、鯛せんべい(何とかという鯛をから揚げにしたもの)と大きな岩カキにレモン汁をかけて食べた。夕食は尾花沢で板そばを食べた。往路と同じ道を戻り、帰宅したのは21時30分、所要時間11時間、総走行距離400kmの結婚記念ドライブでした。