青麻山(宮城県蔵王町) ; 閑散とした山頂舞台

− 2003.5.27(火) 曇り −

 今週の土曜日(31日)に、北海道のYさんが来仙される。ホームページで知り合った帯広の方で、昨年の北海道旅行でお会いした。青麻山の山頂で見られるアオバセセリとスミナガシの乱舞ショーをご案内することになっている。

 北海道から折角来られるというのに、週間天気予報では雨天になっている。このところの宮城、さっぱり青空を見せてくれないし肌寒い。もう3年も続けて乱舞ショーを見ているが、今年は、このまま入梅してしまうのかな・・・・
 
スーパー林道上部から眺める青麻山 トラフシジミ シジミチョウ科
 9時少し過ぎに家を出た。宮中学校から登山口に向かい、有名な湧き水の先でアザミに集まるアゲハを撮影しようと心が躍る。このところの肌寒い陽気で、アザミの開花が遅れている。開花していないアザミにアゲハが来るはずもない・・・・。

 電波塔がある展望台に着く、何だ、何だである。展望台の南東部が丸裸ではないか、何でこんなに伐採してしまうのかな。これでは、毎年、楽しみにしているアオバとスミナガシの乱舞ショーは見れなくなってしまう。
 
コチャバネセセリ(春型) セセリチョウ科
 電波塔の登山口を10時20分、登山道でクモガタヒョウモンやスミナガシを撮影し山頂に到着したのは11時40分。山頂には、28名の里山同好会の皆さんがいた。

 アオバセセリもスミナガシも、非常にデリケートな性格をしている。12時を回って同好会の皆さんが下山、山頂に静けさが戻る。そして、1頭、2頭とアオバセセリが姿を見せる。しかし、いつまで待ってもパートナーのスミナガシが出てこない。
 
クモガタヒョウモン タテハチョウ科 スミナガシ タテハチョウ科
 先週の金曜日(23日)の午後、ちょっとした気の隙を突かれて「トロイの木馬」に侵入されてしまった。最終的にリカバリーをかけたので全治2日間、日曜の夜に修復が完了した。本当にヒドイ人間がいるもんだ、その能力をもっと人の為に使ったら良いのにと思う。

 また、昨日の夕方、「
気仙沼の沖合いでM7クラスの大地震」が起きた。パソコンの操作中に、突然「ゴォー」と音がした。やや、こりゃ、大きい地震だぞ、時間が経つにつれ揺れが大きくなっていく。こんな地震、初めてでした。震度が大きい割りには被害が少なくなによりでした。