回想 <2> ; 峠から里山へ
- 太白山(宮城県仙台市) 1999.7.24(土) 快晴 -
 「想い出の浪漫紀行」の第2弾は、峠歩きから里山歩きに変わった「太白山」を掲載します。峠には「庶民文化」があります。生活のため、汗を流し、怖い目にも会いながら峠越えをする。そんな通行人も沢山いたでしょう。峠頂に腰をおろして、勝手な想像をする。心が洗われる思いがします。
峠歩きの2回目は 蔵王町の四方峠です '99.5.31
 旗巻峠の次に選んだのが、蔵王町から川崎町に抜ける四方峠です。歴史の道として手を加えてありますが、山形に抜ける「旧羽前街道」です。ウスバシロチョウが沢山舞っていた。そんな記憶があります。翌年も行きましたが、土道は舗装され環境が大きく変っていました。
峠歩きの3回目は 白石市の鉢森峠です '99.6.2
 東北新幹線の白石蔵王駅の正面に送電線の鉄塔が見えます。そこが、鉢森峠です。白石川の崖縁にある小原温泉に行く峠道だったようです。雪が積もっている冬に来た時、熊の足跡があり逃げ帰った記憶があります。
   とても暑い日、八幡神社裏の急坂、手をついて這い上がりました。初めての里山にしては、とてもキツイ登山道でした。
 山頂には、ミヤマカラスアゲハが乱舞、その中にモンキアゲハもいました。
 遊歩道では、スミナガシとムラサキシジミを見ました。捕虫網を持っていたら、嫌な目で見られたことを記憶しています。
 峠歩きから里山歩きへ・・・・最初に登ったのは仙台市にある太白山でした。('99.7.24)
  記;2003.7.16 更新;2014.2.2